2015/16 FISスキージャンプワールドカップ女子個人第1戦リレハンメル

高梨沙羅 開幕戦を制す 2シーズンぶり3度目の総合優勝へ好発進

2015年12月4日(金)リレハンメル(NOR)HS100/K90

① 高梨 沙羅(クラレ) 251.7pt(95.5m 97.5m)
② マヤ・ブティッツ(SLO) 240.2pt(101.5m 93.0m)
③ マーレン・ルンビ(NOR) 233.6pt(96.0m 92.0m)

10 伊藤 有希(土屋ホームスキー部) 216.1pt(90.0m 88.0m)
16 勢藤 優花(北海道メディカルスポーツ専門学校) 204.3pt(89.5m 87.0m)
20 岩渕 香里(松本大学) 201.2pt(90.0m 88.5m)

 


 

ジャンプ競技は天候次第でいつ始まっていつ終わるのかが分からない。
なのに、NHK-BSで「生中継」ってのがうれしい。

 

直前のトライアルが強風のためキャンセルになり、開催できるかどうかと危ぶまれた。
けれど、本戦はシグナルによるコントロールはあったにせよ割とサクサクと進んだ。
おかげで生中継の枠に収まった。
NHKのがんばりにリレハンメルの空模様はしっかりと答えてくれたみたい。
クーサモにはできない芸当だね。

 

昨シーズンにイラシュコ-シュトルツに奪われた女王の座の奪還を目指す高梨沙羅。
これ以上はないほど低いアプローチ姿勢から、力強いサッツ、そこからの電光石火のスキーコントロール、そして形態安定飛行―
唯一の弱点といえるテレマークもまずまず決まって隙なしの勝利。
あぁ、どうか神様、昨シーズン悩み苦しんだようなことがこのまま今季はおこりませんように!

 

ちなみに、沙羅の前に立ちふさがるであろうイラシュコ-シュトルツは4位、フォークトは15位だった。

 

しかし、あいかわらず(こちら)客入ってないねえ。
かつてのオスロ(こちら)のように男子と同日開催ってわけにはいかないのかね。