2015/16 FISスキージャンプワールドカップ男子個人第2戦リレハンメル

フロイント今季初優勝 強風のためNHで1本勝負

2015年12月5日(土)リレハンメル(NOR)HS100/K90

① セヴェリン・フロイント(GER) 129.7pt(94.5m)
② ケネス・ガングネス(NOR) 129.6pt(95.5m)
③ アンドレアス・ストエルネン(NOR) 127.8pt(96.0m)

26 伊東 大貴(雪印メグミルクスキー部) 116.8pt(91.0m)
27 作山 憲斗(北野建設スキー部) 116.0pt(93.5m)
30 葛西 紀明(土屋ホームスキー部) 114.2pt(90.0m)

33 竹内 択(北野建設スキー部) 112.6pt(89.5m)
40 小林 潤志郎(雪印メグミルクスキー部) 110.0pt(92.0m)
48 栃本 翔平(雪印メグミルクスキー部) 105.9pt(89.5m)

 


 

前戦ルカ同様に今週も悪天候。
ラージヒルから比較的風の影響を受けないノーマルヒルに変更され予選もキャンセル。
定刻通り始まったはいいけど、赤い風で全然先に進まない。
1時間経った時点でようやく30人。
1本だけで成立させるにしても予選なしなのでまだ43人もいるわけで・・・ 
はぁ、いつまで掛かるやら・・・

 

で、なんとか1本目が終了。
終わると同時に2本目キャンセルの宣告。
1本だけで2時間10分。
もう、ホントに勘弁してほしい。

 

見どころの少ない試合で、只々1本目を成立させる為だけに行われたような試合だったように思う。
唯一の見どころは、アップで捉えられた葛西の顔芸だったかな。
でも、こんな試合なのに観客は楽しそうだし、待機中の選手もリラックスしている。
ジャンプ競技にはよくあることとして端から受け入れているんだろうね。

 

その葛西は、これで総合11位となり予選免除組から落ちちゃった。
昨シーズンから試技や予選を飛ばないことで好調を維持してきただけにこれは痛い。
今日の試合で免除組に返り咲いてもらいたい。

 

フロイントは通算19勝目。
ガングネスは今夏のGPで2勝しているけど、WC個人の表彰台は初。
ストエルネンは12/13オーベルストドルフ(こちら)以来2度目のWC個人表彰台。

 

ストエルネンのように、若手の頃にSapporoで結果を出した選手のその後の活躍を見るのはうれしいね。 

 

ストエルネン

2012.1.22 コンチネンタルカップ札幌大会で優勝した時のストエルネン