スキージャンプFISワールドカップ2024/25女子個人第19戦ヒンツェンバッハ

プレヴツが5連勝で今季10勝目の大台に乗せる フライタークは4試合連続の表彰台 高梨沙羅は3試合連続の6位

24th World CUP Competition
  • 2025年2月22日(土)
  • ヒンツェンバッハ(AUT)
  • HS90/K85

Official Results

1  ニカ・プレヴツ(SLO) 248.4pt
2  セリーナ・フライターク(GER) 240.5pt
3  ジャクリーン・ザイフリーズベルガー(AUT) 231.1pt
 
6  高梨 沙羅(クラレ) 207.9pt
11  勢藤 優花(オカモトグループ) 199.1pt
15  伊藤 有希(土屋ホームスキー部) 192.1pt
23  丸山 希(北野建設SC) 172.6pt
26  一戸 くる実(CHINTAIスキークラブ) 167.7pt

予選リザルト 本戦リザルト


HS94のリュブノに続き、さらに小さいHS90のヒンツェンバッハ。
ちょっとした失敗が命取りとなるが、コーチリクエストで1本目で1段、2本目で2段下げてもヒルサイズに届いたセリーナ・フライタークに対して、ニカ・プレヴツは飛距離では負けたものの高い飛型点で優位に立ち勝ち切った。

プレヴツは破竹の5連勝。
今季10勝目の大台に乗せ、この日9位だったカタリナ・シュミットとの総合差を391ptにまで拡げた。

フライタークは4試合連続の表彰台で3試合連続の2位。
今季シングルを外したのは第3戦張家口だけと高いレベルを保ち続けているが、強すぎるプレヴツに勝つのは難しい。

3位は今季1勝を含む4度目の表彰台となるザイフリーズベルガー。
この4試合で6位→5位→4位→3位と来ている。
次は?

ララ・マルジナー(ITA)が今季最高位の7位。
開幕戦9位以来のトップ10入りとなったアビゲイル・ストレイト(CAN)が8位。
リュウ・キ(CHN)が自身3度目となるトップ10入りの10位。

日本勢では高梨沙羅が3試合連続の6位。
2本目ではK点丁度の85.0mを飛び飛型点は51.0点。飛型点の採点が厳しくなった今季、高梨が50点を超えたのはこれまで第4戦張家口での50.5点のみだったが0.5点更新した。
これは世界選手権を前にしてとてもポジティブ。

WC個人総合順位

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