スキージャンプFISワールドカップ2024/25男子個人第10戦エンゲルベルク

チョフェニックが2勝目でヘールから総合2位を奪い返す オーストリアは表彰台独占

12th World Cup Competition
  • 2024年12月22日(日)
  • エンゲルベルク(SUI)
  • HS140/K125

Official Results

1  ダニエル・チョフェニック(AUT) 274.5pt
2  ヤン・ヘール(AUT) 269.7pt
3  シュテファン・クラフト(AUT) 268.0pt
 
12  小林 陵侑(TEAM ROY) 277.4pt
24  二階堂 蓮(日本ビールスキー部) 267.8pt
38  小林 潤志郎(Wynn.) 97.6pt
42  中村 直幹(Flying Laboratory SC) 94.4pt
 佐藤 慧一(雪印メグミルクスキー部) 予選56位

予選リザルト 本戦リザルト


悪天候により女子が1本目で7人を残してキャンセルとなった男女同日同会場開催のエンゲルベルク。
共倒れも危惧されたが、男子は開始時刻が遅れはしたものの最後まで試合を行うことができた。

前日同様にチョフェニックとヘールの同国対決となったが、前日にヘールが逆転勝利を収めたのに対して、この日はチョフェニックが逃げぎり勝利。
今季・通算で2勝目となるチョフェニックが、前日ヘールに奪われた総合2位の座を1日で奪い返すことに成功した。

2位にヘール、3位にクラフトが入り、オーストリアは表彰台を独占。
さらには今季開幕戦で初表彰台の新星オルトナーも今季6度目のシングルとなる6位。
オーストリアは上々の成績を手土産にクリスマス休暇を過ごすこととなった。

イエロービブのパシュケは18位で、今季初めてトップ10を逃した。
試合後に降雪でスビートが出なかったことを要因として挙げているが、上位陣と比べてそこまで遅いわけでもないので、おそらくは感覚的なものだろうか。

2試合前には220ptもあった総合2位との差が、79ptまでに縮んでしまった。
それでもパシュケはイエロービブのままジャンプ週間を迎えることになる。

日本勢は、小林陵侑が今季最高位の12位。少しずつだけど良くなってきてはいる。
次は得意な台が揃うジャンプ週間。
何かが変わると信じたい。

WC個人総合順位


ジャンプ週間のチームJAPANの派遣選手。
おそらく12月23日に発表されるだろうと朝から何度もサイトを見に行ったが…

まさか、あんなところに書いてあるとは!
あれを発見できた人はスゴイと思う。
クリスマスなのでSAJは宝探しゲームの要素を取り入れてくれたのだろう。
みなさんもぜひ挑戦してみてほしい。

※ どうしても探し当てられなかった方はこちら

でも、発見できたとしてもまだ油断してはいけない。
ジャンプ週間の派遣選手は6名となるはず。しかし、そこには10名の名前が列挙されているのだから。
これは一体どういうことか? この中の誰がジャンプ週間の派遣選手なのか?

こんな風にムキになってはいけない。
これはゲーム。そう、SAJは宝探しゲームだけではなく謎解きゲームも仕掛けてくれているようだ。
なんて素敵なクリスマスプレゼント!

どうしても謎が解けない方のために僭越ながらヒントを用意した。
下記の参考記事をご覧いただければ正解にかなり近づけるだろう。
ただし、100%の正解は導き出せない。なぜなら、SAJは時としてトリッキーな結論を出すから。

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