グランネル HSオーバーでV 小林陵侑は予選失格
2021年11月21日(日) ニジニ・タギル(RUS)HS134/K120
2nd World Cup Competition
1 | ハルヴォア-エグナー・グランネル(NOR) | 235.3pt |
2 | カール・ガイガー(GER) | 226.5pt |
3 | シュテファン・クラフト(AUT) | 223.8pt |
14 | 佐藤 幸椰(雪印メグミルクスキー部) | 205.9pt |
19 | 中村 直幹(Flying Laboratory SC) | 196.5pt |
21 | 伊東 大貴(雪印メグミルクスキー部) | 193.5pt |
37 | 佐藤 慧一(雪印メグミルクスキー部) | 88.6pt |
42 | 小林 潤志郎(雪印メグミルクスキー部) | 82.7pt |
失格 | 小林 陵侑(土屋ホームスキー部) | 予選/スーツ |
入学式の制服検査のように、最初にガツンと基準を示しておこうということだろうか。開幕シリーズはスーツチェックが厳しくなる傾向がある。
この3日間で4人の選手がスーツ違反で失格となったが、小林陵侑がそのうちの一人となってしまったのはなんとも残念だ。
そのことが影響したのかどうかはわからないが、日本チームは前日の躍動から一転。全体に少し寂しい結果に終わってしまった。
とはいえ、3人が2桁のポイントを獲得できている。初戦を見てしまったから物足りなく感じているだけなのかも。
初戦と同じく強めの向かい風が吹いた。
ゲートは初戦より1段高かったが、ただし、コーチの旗を見る限りは初戦よりは幾分落ち着いている時間が長かっただろうか。よって飛距離が伸びない。
そんな中で、HSオーバーとなる134.5mを飛んだのがグランネルだ。
条件が味方したとはいえ130mを超えたのは一人だけ。
2本目はあまり条件が良くなかったが逃げ切った。
初戦で優勝したガイガーが2位でイエロービブを守り、クラフトは初戦の予選落ちに続きこの日の1本目でも14位と低調だったが、2本目で捲って表彰台を射止めた。
一方で、ストッフ、クバツキが2本目に進めないなど、これが条件のせいなのか違う要因があるのか、よくわからないモヤモヤ感も残る。
次戦はルカ。これまた風が悪さをする台。
勢力図が見えてくるのはもう少し先のことかも。