2018/19 FISスキージャンプワールドカップ女子個人第22戦ニジニ・タギル

ザイファルト 2連勝でBlue Birdツアーのトップを走る

2019年3月17日(日) ニジニ・タギル(RUS)HS97/K90 

25th World Cup Competition 

 ユリアーネ・ザイファルト(GER) 230.3pt 97.0m 95.0m
 マーレン・ルンビ(NOR) 221.1pt 92.0m 90.0m
 カタリナ・アルトハウス(GER) 214.1pt91.0m 91.0m
 
5 高梨 沙羅(クラレ)  202.3pt 90.0m 87.5m
10 伊藤 有希(土屋ホーム) 191.9pt 83.5m 88.0m
12 丸山 希(明治大学) 190.9pt 87.0m 87.0m
18 勢藤 優花(北海道ハイテクアスリートクラブ) 171.4pt 83.0m80.0m
27 岩渕 香里(北野建設) 161.3pt82.0m78.5m

オフィシャル リザルト


 

ザイファルトが2連勝。
「ここの台がとても自分に合っている」と語る通り、この2日間は強さが際立っていた。
元々空中フォームのきれいな選手だが、この日のサッツと空中姿勢への移行のスムーズさは群を抜いていたように見えた。
ザイファルトはBlue Bird ツアーでは16.3ptのリードを持ってチャイコフスキーに挑むことになる。今季ここまで目覚ましい活躍を見せてきた選手の一人。ぜひタイトルを獲ってほしい。

 

なお、Blue Bird ツアーは、このあと火曜日にバレエの鑑賞やディナーなどのプログラムも組まれているらしい。
つかの間のイベントを挟んで次週チャイコフスキーはいよいよシーズン最後の2試合。
どの選手にも怪我無く、そして悔いなくシーズンを締め括ってもらいたい。

 

特に日本勢にとってはポジティブな形で終わってもらいたいと強く願う。
成績が伴ってこないので仕方のない部分はあるけれど、とにかく今シーズンは全体的に雰囲気が暗い。暗すぎる。
この日の解説では元康氏がコーチに向けての厳しい発言をしていた。技術的な面はよくわからないが、チームの雰囲気づくりやモチベーションの維持みたいな部分ではコーチ・スタッフがもう少し何とかしてやらないといけないんじゃないかとは確かに感じられる。

 

Blue Bird ツアー 総合順位 第2戦終了時点(全順位
1ユリアーネ・ザイファルト(GER)482.9
2マーレン・ルンビ(NOR)466.6
3カタリナ・アルトハウス(GER)447.9
4アンナ-オディヌ・ストローム(NOR)427.3
5エバ・ピンケルニッヒ(AUT)426.2

 


 

WC総合では、2連勝したザイファルトが2位アルトハウスにこの2試合で90pt詰め、その差を97ptとした。残り2試合でザイファルトは2位の可能性を残す。
また、4位の高梨沙羅は3位の可能性を残す。

 

WC総合順位 ニジニ・タギル終了時点
1(確定)マーレン・ルンビ(NOR)1773
2カタリナ・アルトハウス(GER)1368(-405)
3ユリアーネ・ザイファルト(GER)1271(-97)
4高梨 沙羅(JPN)1098(-173)

 

WC総合順位