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2019/20 FISスキージャンプワールドカップ女子個人第12戦ヒンツェンバッハ

ヘルツル 怒涛の3連勝 高梨沙羅 今季6度目の4位

2020年2月8日(土)ヒンツェンバッハ(AUT)HS90/K85

13th World Cup Competition

1 キアラ・ヘルツル(AUT)250.3pt
2 マーレン・ルンビー(NOR)240.6pt
3 エバ・ピンケルニッヒ(AUT)237.4pt
 
4 高梨 沙羅(クラレ)235.1pt
11 丸山 希(明治大学)217.2pt
14 伊藤 有希(土屋ホーム)215.7pt
25 勢藤 優花(北海道ハイテクAC)199.0pt

予選リザルト オフィシャル リザルト


 

ヘルツルが怒涛の3連勝で今季5勝目。
表彰台に登ったルンビーやピンケルニッヒでさえ踏み外す中、ヘルツルは2本とも完全にタイミングが合っているように見えた。
そこからの電光石火の完了と、やや肩を揺らしながらも美しい空中フォーム。小柄な体躯ゆえか、アンドロイドぶりを見せつけた2015/16シーズンの高梨沙羅を彷彿とさせるが、テレマークがうまい分ヘルツルにより高い完成度を感じる。

 

その高梨は、ここ最近では一番良かったのではないだろうか。
表彰台登壇回数100回まであと一つらしいのだが今季の登壇はこれまで2回だけ。逆に4位はこれで6回目。いいジャンプをしてもなかなか上に行かせてもらえない。
例えばこの3試合だけ見ても、3位にはイラシュコ、クラマー、ピンケルニッヒとオーストリア勢が日替わりで登壇した。このあたりの選手を下さなければ上に行けないのだから厳しい。

 

それにしてもオーストリアは強い。
3戦連続のワン・スリーに加えて、この日はエダーが初シングルとなる8位、ザイフリーズベルガーも開幕戦以来となるシングル9位。誰もが上位で戦える状態にある。
もちろんネイションズでは断トツのトップ。2位ノルウェーにタプルスコアほどの大差をつけている。

 

ヘルツルの3連勝に「怒涛」という言葉を用いたのは、いずれもルンビーを2位に従えての勝利だから。直接的なライバルを3戦連続で叩いたのは両者にとって心理的にも大きいと思う。実際、試合後のルンビーはやや表情が硬く見えた。
ルンビーは結果は出しているもののタイミングの遅れを繰り返している。特にこの日の2本目などは顕著にそれが出た。
とはいえ、シーズンはようやく折り返しを過ぎたばかり。月を跨げはRAWAIRも待っている。面白い戦いはまだまだ続くはず。

 

ところで、ヒンツェンバッハは今季全試合中で最も小さな台。
でも、あまりそれを感じないのはカメラアングルのおかげだろうか?
対してルシュノフがどうにもスペクタクル性を欠いて見えるのもまたカメラアングルのせいだと思う。
現地観戦でもいつも思うのだが、スキージャンプって、どこから見るのかによって印象がガラリと変わるスポーツだと思う。

 

スタンディング

 

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