スキージャンプFISワールドカップ2025/26女子個人第11戦ガルミッシュ‐パルテンキルヘン

ニカ・プレヴツ今季5勝目でTwo Nights Tourをリード 3位の丸山希は27ポイント差で追う

12th World Cup Competition
  • 2025年12月31日(水)
  • ガルミッシュ‐パルテンキルヘン(GER)
  • Large Hill Individual KO
  • HS142/K125

Official Results

1  ニカ・プレヴツ(SLO) 271.1pt ジョンソン
2  セリーナ・フライターク(GER) 248.0pt クライビッヒ
3  丸山 希(北野建設SC) 244.1pt 伊藤有希
 
5  高梨 沙羅(クラレ) 227.3pt コルホネン
16  勢藤 優花(オカモトグループ) 203.9pt コマール
18  伊藤 有希(土屋ホームスキー部) 189.9pt 丸山希
29  宮嶋 林湖(松本大学) 74.6pt エダー
   佐藤 柚月(東京美装グループスキー部) 予選33位  

予選リザルト マッチアップ 本戦リザルト


3年目となるTwo Nights Tour。
女子版ジャンプ週間のプロトタイプのような位置づけで始まった前身のジルベスターツアーから数えて5年目となるが、第1回Two Nights TourのみKO戦ではなかったことなどフォーマットが毎回のように変わる。

が、今回は前回と同じフォーマット。すなわち…

  • 1本目は15組30名によるKO対戦
  • 2本目には、勝者15人にラッキールーザー5名を加えた20名が進出
  • ここまでは、人数の違いはあれど男子4Hillsトーナメントと同様
  • ただし、2本目を飛ばない1本目の21位から30位の選手にもポイントが与えられる

初戦はニカ・プレヴツが2位に23.1ptもの大差をつけての圧勝。
ジャンプ週間と違って2試合しかないので、このリードが次の試合でひっくり返されることはちょっと想像しにくい。

2位は今季初表彰台となるセリーナ・フライターク。
ワールドカップ(WC)ではまだ勝利が無く、総合2位だった昨季は2位が8回。そのうちの6回でニカ・プレヴツに上をいかれた。今日もまた上にプレヴツがいる。

前戦で6位だった丸山希は表彰台に帰還。
プレヴツが今季5勝目を挙げたことで勝利数で並ばれ、総合のポイント差でも54ptにまで迫られた。
ただ、これは丸山の調子が落ちてきたとかということでは全然なくて、プレヴツが本領を発揮してきたということ。特に心配するようなことはない。

一方で少し心配なのは伊藤有希。
予選はぎりぎりの30位。予選トップの丸山希と2年連続手マッチアップし今年も敗れた。
ラッキールーザーとして今年も2本目に残り18位となったが、2本目に進んだのは20人だけなので、やはりこの成績は寂しい。

なお、試合は途中でシステムのトラブルがあり、文字情報が一切表示されない状況がかなりの時間続いた。
飛距離や得点が分からないだけでなく、KO対決のどちらが勝ったのかすらよく分からないというありさま。かなり興ざめではあった。

Two Nights Tour 暫定順位

1  ニカ・プレヴツ(SLO) 271.1pt
2  セリーナ・フライターク(GER) -23.1
3  丸山 希(JPN) -27.0
4  リサ・エダー(AUT) -31.2
5  高梨 沙羅(JPN) -43.8
6  曽 坪(CHN) -44.0

2NT総合順位

WC個人総合順位


12月28日に、カタリナ・シュミットが今季限りで引退することを発表した。
2011年12月3日、リレハンメルでの記念すべき第1回女子ワールドカップに参戦した46人のうちの一人。

WC個人戦でこれまで19勝を挙げ、2017/182018/192022/23の3度総合2位になっている。
また、オリンピックでは2018平昌2022北京の2大会連続で銀メダル。

ラストシーズンに頂点に輝くことはできるか ―