ドメン・プレヴツがジャンプ週間を連勝で折り返す 二階堂蓮4位 小林陵侑5位

Official Results
| 1 | ドメン・プレヴツ(SLO) | 303.1pt | ケッセリ |
| 2 | ヤン・ヘール(AUT) | 287.7pt | モゲル |
| 3 | シュテファン・エンバッハ―(AUT) | 287.1pt | ビックナー |
| 4 | 二階堂 蓮(日本ビールスキー部) | 284.1pt | ワシリエフ |
| 5 | 小林 陵侑(TEAM ROY) | 277.8pt | コウデルカ |
| 15 | 中村 直幹(Flying Laboratory SC) | 251.7pt | ゾグラフスキー |
| 25 | 佐藤 幸椰(雪印メグミルクスキー部) | 238.5pt | スンダル |
| 小林 朔太郎(雪印メグミルクスキー部) | 予選60位 | ||
| 内藤 智文(山形市役所) | 予選63位 | ||
2本目のラスト10人は少し荒れた。追い風が強まり何人かがその犠牲になった。
でも、ラストのドメン・プレヴツには関係なかったみたい。ただ一人140mオーバーを揃えることとなった圧巻のパフォーマンスで緑のラインを軽々と越えて見せた。
今季7勝目。ジャンプ週間を連勝で折り返すこととなり、ゴールデンイーグルだけでなくグランドスラムも視界に入ってきた。
“簡単そうに見えるかもしれないけど、全ての時間をジャンプ台で最高のパフォーマンスを発揮できるためだけに費やしていると理解してくれる人は僅かしかいない」と語ったが、簡単そうに見えてしまうほど今の強さは神懸っている。
前戦で突如息を吹き返したオーストリア勢が打倒プレヴツの一番手としてこれに挑んだ。
報道によるとオーストリアはジャンプ週間に合わせて新しいスーツを投入したらしい。
今季はスーツに関するルールが大きく変わったが、ここにきて海外強豪国は新ルールに対応したフィードバックをしてきているようだ。
プレヴツを止めることはできなかったが、前戦のチョフェニックに続いてヤン・ヘールが開幕戦以来となる2位表彰台。そして3位には第4戦ファルンで初表彰台を獲ったばかりのシュテファン・エンバッハ―が2度目の表彰台。
新スーツの効果がはっきりと結果に表れている。
前戦はプレヴツvsドイツvsオーストリアの三つ巴の構図だったが、この日はここに日本が喰らい付いた。
3位で折り返した二階堂蓮は表彰台まで3.0pt差の4位。2本目は力んでしまったとのこと。
1本目11位と出遅れた小林陵侑は、2本目は2位の得点で5位まで順位を上げることに成功した。
前回の記事で書いた通り、ジャンプ週間における日本チームは内藤智文、小林潤志郎、佐藤幸椰の3名を調子などを見て試合ごとに入れ替える方針を採っている。
この日は前戦の小林潤志郎に替わった佐藤幸椰がラッキールーザーとして生き残りしっかりと6ポイントを獲得。
一方で内藤智文は予選落ちを喫してしまい、日本勢4番手の座は5ポイント差で再び佐藤幸椰が逆転した。
内藤の予選落ちは今季初めて。入れ替え方針がプレッシャーとなったであろうか。
また、小林朔太郎も予選落ちとなってしまった。
チーム内の4番手争いは激しさを増すが、五輪枠の4枠確保は厳しい状況になりつつある。
4Hillsトーナメント暫定順位
| 1 | ドメン・プレヴツ(SLO) | 619.8pt | – |
| 2 | ヤン・ヘール(AUT) | -35.0 | 2↑ |
| 3 | シュテファン・エンバッハ―(AUT) | -41.5 | 4↑ |
| 4 | フェリックス・ホフマン(GER) | -46.6 | 1↓ |
| 5 | 小林 陵侑(JPN) | -47.0 | 1↑ |
| 6 | フィリップ・ライムント(GER) | -53.2 | 1↓ |
なお、ここにきてマテリアル・コントロールが厳しくなってきている。
前戦でスーツの長さ違反で失格となり2位表彰台を失ったティミ・ザイツは、なんとこの日も同じ違反で失格。
イエローカードが2枚となり、今後2試合はエントリーできないし、スロベニアチームは代わりの選手をエントリーすることもできない。
ドメン・プレヴツはますます孤軍奮闘。
ただ、ジャンプ週間第3戦の一番の敵は、難攻不落のベルクイーゼルか ー

