スキージャンプFISグランプリ2025女子個人第3戦ヴィスワ

ニカ・プレヴツが今季2勝目 丸山希はGP通算4度目の2位で連続表彰台

3rd Grand Prix Competition
  • 2025年8月16日(土)
  • ヴィスワ(POL)
  • Large Hill Individual
  • HS134/K120

Official Results

1  ニカ・プレヴツ(SLO) 247.9pt
2  丸山 希(北野建設SC) 240.5pt
3  アビゲイル・ストレイト(CAN) 231.4pt
 
4  高梨 沙羅(クラレ) 231.2pt
5  佐藤 柚月(東京美装グループスキー部) 200.5pt
6  勢藤 優花(オカモトグループ) 199.9pt
14  岩佐 明香(大林組スキー部) 176.1pt
17  一戸 くる実(雪印メグミルクスキー部) 159.2pt

本戦リザルト


ニカ・プレヴツが今季2勝目。
前週日曜日の試合ではHigh Fiveという特殊なフォーマットに勝利を阻まれてしまった感があったが、今回は通常のフォーマット。2本目では2位の得点ではあったけど、1本目の貯金で難なく逃げ切った。

2本目でプレヴツに迫ったのは丸山希。
2位で折り返して2本目では1位の得点。High Fiveだと優勝ということになる。
丸山の2位は、GPでは2024ルシュノフ以来となる4度目。なおWCでは2022/23ヴィリンゲンで伊藤有希、高梨沙羅と成し遂げた日本女子史上初の表彰台独占がある。

2本目はプレヴツと同点で、High Fiveだったら表彰台だった高梨沙羅は3試合連続の4位。
3位のアビゲイル・ストレイトとの差は僅かに0.2pt。
昨シーズンに飛型点が厳格化され、以来 “印象点” で割を食っている感じがある高梨だが、この日の1本目はそれがモロに出たような気がする。

佐藤柚月はWC・GPを通じて初のシングルとなる5位。
勢藤優花は3試合連続のシングルとなる6位。
14位に岩佐明香、17位に一戸くる実。
3試合連続で全員が20位以内に入っているのが素晴らしい。

GP総合順位