ニカ・プレヴツが迫りくるリサ・エダーを退け連勝で今季7勝目 アグネス・ライシュは今季初表彰台

Official Results
| 1 | ニカ・プレヴツ(SLO) | 248.7pt |
| 2 | リサ・エダー(AUT) | 248.1pt |
| 3 | アグネス・ライシュ(GER) | 240.9pt |
| 8 | 丸山 希(北野建設SC) | 226.4pt |
| 11 | 高梨 沙羅(クラレ) | 220.2pt |
| 16 | 勢藤 優花(オカモトグループ) | 209.8pt |
| 19 | 宮嶋 林湖(松本大学) | 205.4pt |
| 33 | 佐藤 柚月(東京美装グループスキー部) | 88.9pt |
| 伊藤 有希(土屋ホームスキー部) | 予選51位 | |
ニカ・プレヴツが今季7勝目。
予選から僅差で競い合っていたリサ・エダーが肉薄するも、最後は0.6pt差で逃げ切った。
この二日間、差のつきにくいノーマルヒルということも手伝ってエダーはプレヴツと互角に渡り合った。
リーダーボードの前でプレヴツの勝利を知り、ここまでやったのにどうすれば勝てるのか…といった表情を見せたエダー。どちらに肩入れするわけでもないのだが、この日ばかりはエダーに初優勝を遂げさせてあげたかった。
1本目4位のセリーナ・フライタークを、1本目3位のアグネス・ライシュが2本目でも上回り表彰台を確定させたとき、ひょっとして勝ってしまうかもと少しドキドキさせられた。
いや、別に勝ってもいいけれど、ここまで12回もの2位があるフライタークに先に勝たせてあげたい。
ドキドキはエダーが大きく上回ったことですぐに消え、3位にライシュ、4位にフライタークという結果に収まった。
ライシュは昨季レークプラシッドでの2位以来となる通算2度目の表彰台。
ドキドキと言えば、予選で3位だったピン・ツェンと4位だった宮嶋林湖。
大きな結果が期待されたけれど、ツェンは7位で折り返した2本目のコーチリクエストが功を奏さなかった。それでも4試合連続シングルとなる9位。
宮嶋は1本目27位と大きく出遅れてしまった。それでも8人捲って19位。
フィラハは、テーブルが短めで少し下がり目ゆえにタイミングを合わせるのが難しい台。
そのせいか、日本勢はあまり得意としていない印象はある。
丸山希も、追い風が強まったこともあり1本目は10位。2本目は6位の得点で追い上げ3試合連続の8位。
前戦でプレヴツにイエロービブを奪われ、この日で100ptの差がついた。それでもインタビューを聞く限りは泰然としており非常に前向きだ。
一方で伊藤有希。過去には「良い印象がない」と語ったことがあるフィラハではあるが、2023/24には4位と5位にもなっている。
それがなんと予選落ち。
前戦の記事で “2本目に進めなかったのは、252試合の出場数でこれが7回目” と書いたばかり。
予選落ちは2021/22ニジニ・タギルの他にはなかったはず。
女子チームは11月22日の開幕からの1ヵ月半で14試合を消化。
しかもミッドウィーク開催など変則日程も何度かあった。
身体も、頭も、気持ちも疲れ切っていることだろう。
チームは、この後のリュブノをスキップして帰国する。
束の間でしかないのかもしれないが、6人の選手とコーチ・スタッフにはゆっくりと休んでほしい。

