ドメン・プレヴツが今季初優勝 フォルファンは3戦連続の2位
Official Results
1 | ドメン・プレヴツ(SLO) | 436.8pt |
2 | ヨハン-アンドレ・フォルファン(NOR) | 433.2pt |
3 | ミハエル・ハイベック(AUT) | 429.1pt |
13 | 小林 陵侑(TEAM ROY) | 405.5pt |
16 | 中村 直幹(Flying Laboratory SC) | 398.9pt |
25 | 二階堂 蓮(日本ビールスキー部) | 371.6pt |
37 | 小林 朔太郎(雪印メグミルクスキー部) | 164.1pt |
38 | 小林 潤志郎(Wynn.) | 159.8pt |
佐藤 慧一(雪印メグミルクスキー部) | 予選50位 |
ドメン・プレヴツは首をひねった。
緑のラインを僅かに超えたようには見えたが確信はできなかったのだろう。
一方、リーダーボードの前のヨハン-アンドレ・フォルファンは両手で頭を抱え天を仰いだ。
やられた! と瞬時に判断したのだろう。
結果は3.6pt差でプレヴツの勝利。
今季ここまでは精彩を欠いていたが、フライングで甦った。
昨日は今季初の表彰台となる3位。そして今日は昨季札幌以来となる勝利。通算7勝目。
4位から追い上げたフォルファン。2本ともコーチリクエストを使うなど最善を尽くしたがトップには届かなかった。
昨日はザイツに逆転され2位。その前のザコバネではラニセクを抜いたもののチョフェニックに逆転され2位。
3戦連続の2位は喜びよりも悔しさが大きいだろうか。
2位で折り返したミハエル・ハイベックは順位を落としはしたものの表彰台に踏みとどまった。
昨日はオーストリアが一人も表彰台に立つことがない今季初めて試合となったが、一夜で帰還した。
日本勢は、小林陵侑が13位、中村直幹が16位、二階堂蓮が25位と3人がポイント獲得。
なかなか4人目の壁を破れない。
なお、小林陵侑はフライング総合で7位につけている。
スキーフライング暫定順位
1 | ドメン・プレヴツ(SLO) | 160pt | 2↑ |
2 | ヨハン-アンドレ・フォルファン(NOR) | – | – |
3 | ティミ・ザイツ(SLO) | -38 | 2↓ |
4 | ミハエル・ハイベック(AUT) | -64 | 3↑ |
5 | ダニエル・チョフェニック(AUT) | -70 | 1↓ |
6 | ヤン・ヘール(AUT) | -93 | 6↑ |
中村直幹のWRL上のポイントは現在132あるが、これはあと3ピリオドは減ることがない。
一概には言えないけれど、132ptあれば少なくともあと3ピリオドの間はアロケーションリストに残り続けるのではないだろうか?
第103回全日本スキー選手権ラージヒル 兼 第20回SBC杯スペシャルジャンプ白馬大会
書いた以上は検証せねばなるまい。
中村直幹のWRL上のポイントは今ピリオド終了時点で238。
今季ここまでの3つのピリオドで106を積み上げたことになる。
では、仮にこの106ptの積み上げがなく、132ptのままだったとしたらどうか。
計算に間違いがなければ41位でアロケーションリストに残ることになるはず。
なお、これはSAJの判断に対する検証であって、選手に対してなんらの他意があるものではないことを申し添えておく。念のため。