スキージャンプFISワールドカップ2023/24男子個人第22戦オーベルストドルフ

クラフトが歴代単独3位となる通算40勝 小林陵侑は通算63回目の表彰台で日本人最多の葛西紀明に並ぶ

2023/24スキージャンプワールドカップ
27th World Cup Competition
  • 2024年2月25日(日)
  • オーベルストドルフ(GER)
  • HS235/K200

Official Results

1  シュテファン・クラフト(AUT) 433.5pt
2  ペテル・プレヴツ(SLO) 430.2pt
3  小林 陵侑(TEAM ROY) 422.1pt
 
13  二階堂 蓮(日本ビールスキー部) 394.2pt

予選リザルト 本戦リザルト


クラフトが接戦を制し今季10勝目。
札幌大会の優勝で通算39勝目となり歴代3位のアダム・マリシュとカミル・ストッフと並んだが、そこから僅か3試合のうちに歴代単独3位となる40勝を達成した。
次の目標はマッチ・ニッカネンの46勝。そしてその先にはグレゴア・シュリーレンツァウアーの53勝が待つ。

2試合連続2位となったペテル・プレヴツは、前日は4.2pt差。この日は3.2pt差。フライングにおいては有って無いような差だ。
特にこの日の2本目は素晴らしかった。フライングであれば引退までにもう一度表彰台のてっぺんに立てるかもしれない。

1本目をトップで折り返した小林陵侑は勝利こそ逃したが表彰台に踏みとどまった。
通算63回目の表彰台で、葛西紀明が持つ日本男子最多記録に並んだことになる。

6試合が予定されているフライングは2戦を終えてクラフトとP.プレヴツが同点でトップ。
3位にザイツ。小林陵侑は4位につけている。

この2試合で二階堂蓮が連続13位で、フライングに適性のあることを示した。
また、注目はベルショーで、今季ここまでポイントを獲れたのは4試合18ptだったのに対し、この2試合で18位と12位となり35ptを稼いだ。意外な発見。

でも一番の注目はカミル・ストッフかな。
12位と今季最高位タイの11位。
まだ完全復活には程遠いけれど、表情も明るく楽しそう。

Flying 総合順位(暫定)

1  シュテファン・クラフト(AUT) 160
2  ペテル・プレヴツ(SLO) 0
3  ティミ・ザイツ(SLO) -10
4  小林 陵侑(JPN) -64
5  ミハエル・ハイベック(AUT) -78

Flying総合

WC個人総合順位

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