FISスキーフライング世界選手権2024クルム バートミッテルンドルフ/タウプリッツ 個人前半

ザイツが暫定トップ クラフト、フォルファンが追う 小林陵侑は13位から巻き返しを図る

Flying Hill Individual
  • 2024年1月26日(金)
  • クルム バートミッテルンドルフ/タウプリッツ(AUT)
  • HS235/K200

2年に一度のスキーフライング世界選手権が開幕した。
オーストリアのバートミッテルンドルフとタウプリッツの中間に位置するクルムジャンプ台が舞台となる。

フライング世界選手権は個人戦と団体戦があり、個人戦は予選を通過した40人が本戦に進み、その本戦は2日間計4本の総得点で競われる。
しかし、25日の予選は強風のためキャンセル。
エントリーした47人全員が本戦1日目に進むことになった。

前回大会で銀メダルのザイツが、2本ともトップで1日目の暫定首位。
12.3pt差で前回大会銅メダルのクラフト、その4.8pt後方にフォルファン、0.5ptの僅差でヴェリンガーが続く。
前回の覇者リンビークは17位と出遅れた形だ。

Intermediate Results after 2 Rounds

1  ティミ・ザイツ(SLO) 435.8pt
2  シュテファン・クラフト(AUT) 423.5pt
3  ヨハン-アンドレ・フォルファン(NOR) 418.7pt
13  小林 陵侑(TEAM ROY) 387.9pt
21  小林 潤志郎(雪印メグミルクスキー部) 360.8pt
30  二階堂 蓮(日本ビールスキー部) 174.0pt
34  中村 直幹(Flying Laboratory SC) 145.5pt

暫定リザルト

1本目で10位だった小林陵侑は、2本目でこの日の全選手中で最も強い追い風を受けてしまった。
それでも何とか13位につけて、2日目に巻き返しを図る。

小林潤志郎は1本目14位のパフォーマンスを2本目でも出したかったところだが、追い風に苦しんだか21位。

初出場となる二階堂蓮は、1本目で27位と出遅れ、2本目に挽回を狙ったがスーツ違反で失格となってしまった。
それでも2日目に進める。失うものは何もなくなったので攻めのジャンプを期待したい。

中村直幹は34位で2日目に進めなかった。

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