スキージャンプの結果を下手な写真でお伝えするブログです

2017 FISノルディックスキー世界選手権ラハティ 男子団体LH

ポーランドが世界選手権団体で史上初の金メダル

2017年3月4日(土) ラハティ(FIN)HS130/K116 

Men Large Hill Team 

金 ポーランド 1104.2pt(591.9pt 1位 512.3pt 2位)
ジラ(143.4pt 1位 128.3pt 2位)
クバツキ(143.2pt 1位 124.4pt 2位)
コット(151.9pt 1位 124.2pt 3位)
ストッフ(153.4pt 2位 135.4pt 2位)

銀 ノルウェー 1078.5pt(564.3pt 4位 514.2pt 1位)
ファンネメル(141.0pt 2位 111.8pt 7位)
フォルファング(137.9pt 2位 136.6pt 1位)
タンデ(139.7pt 3位 131.2pt 1位)
ストエルネン(145.7pt 5位 134.6pt 3位)

銅 オーストリア 1068.9pt(574.5pt 2位 494.4pt 3位)
ハイベック(140.9pt 3位 119.1pt 3位)
フェットナー(137.5pt 3位 122.4pt 3位)
シュリーレンツァウアー(134.5pt 4位 111.2pt 4位)
クラフト(161.6pt 1位 141.7pt 1位)

 

4 ドイツ 1052.9pt
アイゼンビヒラー、ライエ、フライターク、ヴェリンガー

5 スロベニア 941.6pt
テペシュ、ラニセク、ダミヤン、P・プレヴツ

6 フィンランド 926.5pt
マーター、ラリント、アールト、アホネン

=7 日本 922.7pt(487.6pt 7位 435.1pt 6位)
竹内 択(119.4pt 7位 111.9pt 6位)
小林 陵侑(113.9pt 7位 112.8pt 4位)
葛西 紀明(124.8pt 8位 92.9pt 8位)
伊東 大貴(129.5pt 7位 117.5pt 6位)

=8 チェコ 922.7pt
ポラセク、ヴァンクラ、ヤンダ、コウデルカ

 

オフィシャル リザルト

 


 

世界選手権ラハティ大会の締めくくり。
全ての試合が前回大会より面白かったように思う。
要因はいろいろあるけど、一つにはラハティにしては風が比較的穏やかだったこと。
これにより、どの試合も運ではなく実力通りの結果が出たように思う。

 

でも、最後の最後で風の影響が出たこの試合はちょっとほろ苦い。
穏やかだった1本目に比べて2本目はこれぞラハティともいえる悪戯な風が吹いた。
優勝候補の一つと考えられていたドイツは、ライエがこの不運な風にあたり優勝どころかメダルすら逃すことになってしまった。
どうも、数値には表れない突風が時折吹いていたようだ。
頼みのヴェリンガーが2本とも追い風にあたるなど、ドイツはついていない印象が残った。

 

一方で、2本目に数値上は2番目に強い追い風を受けて失速したファンネメルの失敗を、フォルファングのヒルレコード更新とタンデで取り返したノルウェー。
これぞ団体戦の醍醐味。
フォルファングは、今季WCでは参戦9戦にとどまり、ヴィスワで6位があったが2本目に進めたのは3戦だけ。ファンネメルは12位が最高位。
より結果を残しているヨハンソンではなく彼らが選ばれたことなどで多少チームがごたごたしたというような話も漏れ伝わった。
しかし、結果はまさかの銀。

 

チームが壊れたのはスロベニア。
26日のNHの後に不調のセネが帰国。ドーメンは27日のトレーニングは3本すべて飛び、28日は1本だけ飛んでいるが、1日の予選のスタートリストから名前が消えた。
1月のヴィリンゲンと同じく3兄弟が団体メンバーに名を連ねるはずが、弟2人が帰国し残ったのは長兄だけ。

 

チームが一つにまとまり最高の結果を出したのがポーランド。
今季WCで史上初の団体戦優勝を飾り(こちら)、ヴィリンゲンでも勝利し(こちら)、ここまで3戦2勝と優勝候補の筆頭ではあったけれど、ここまで盤石とは。
ホルンガッハーの手腕に加えて、自ら雑用までもこなすというマリシュの存在も大きいんだろうね。
世界選手権団体戦でのポーランドの金は史上初。ジラ、クバツキ、コット、ストッフの4人は二つの史上初をポーランドにもたらしたことになる。
個人的には、この大会、ここまでメダルのなかったストッフが最後に金を獲れてホントに良かった。

 

日本は、今季WCで7位、8位、8位と来ていたので、まぁ予想通りの結果だね。
大貴が2本目で、この試合で最も強い追い風を受けるなど不運はあったとはいえ、では風が良ければもっと上位に行けたのかと問われると・・・
「これが今の現状。しっかり受け止める。一生懸命やってるけど、ちょっと話にならない。日本チーム全体として、根本的なところからいろんなことを変えないといけない」
これは試合後の大貴のコメント。
日本チーム全体が、”変えるべきこと”があることとそれが何であるのかを共通認識としてきちんと把握できているのなら良いけれど・・・

 

 

  世界選手権 男子団体LH 歴代メダリスト
 
2007オーストリアノルウェー日本
2009オーストリアノルウェー日本
2011オーストリアノルウェースロベニア
2013オーストリアドイツポーランド
2015ノルウェーオーストリアポーランド

 

 

先日書いたスーツの話。(こちら
あれ以来、ついついスーツの上半身に目が行って仕方がない。
今までは股下ばかりに目が行っていたけれど、特徴が出るのはむしろ上半身だと気づかされた。

 

元康氏が指摘していた、肩の部分がまるで甲冑のように横に張り出して見えるのはアディダスのスーツに顕著。
加えて、この試合で最も目が行ってしまったのがノルウェーの腕の付け根部分。
これが、わきの下に向けてやたらと広く見える。特にフォルファングとファンネメルは腕がもう1本余計に入りそう。

 

一方でポーランドは全体的にとてもタイト。
ポーランドのスーツの上にノルウェーのスーツを重ね着することは余裕で可能だけど、その逆は絶対に無理だと見える。

 

私は何もこれらを「違反ではないか?」と言いたいわけじゃない。
スーツチェックを通過しているわけだからルールの範囲内ということなのだろう。
だから、あくまでも「私の目にはいろいろな特徴が見える」というだけの話。
これらの特徴が結果に影響を与えるものであるのかどうかも知らない。