ノルウェーのガングネスがWC初優勝
2015年12月6日(日)リレハンメル(NOR)HS100/K90
① ケネス・ガングネス(NOR) 278.2pt(98.0m 99.0m)
② ぺテル・プレヴツ(SLO) 276.4pt(96.5m 100.5m)
③ ヨハン・アンドレ・フォルファン(NOR) 272.5pt(96.5m 99.5m)
17 葛西 紀明(土屋ホームスキー部) 253.4pt(92.5m 99.0m)
18 竹内 択(北野建設スキー部) 252.6pt(95.5m 96.5m)
22 伊東 大貴(雪印メグミルクスキー部) 246.9pt(95.0m 94.5m)
29 作山 憲斗(北野建設スキー部) 233.4pt(91.5m 89.0m)
37 栃本 翔平(雪印メグミルクスキー部) 116.5pt(91.0m)
45 小林 潤志郎(雪印メグミルクスキー部) 110.5pt(89.0m)
前日の試合で自身初のWC表彰台に立ったガングネスが、1本目トップの座を守りきりWC初優勝。
昨日と同じく本日もノーマルヒルにて開催。
飛距離では差が付きにくいと見たかコーチリクエストを繰り出したフロイント(5位)、フライターク(6位)らドイツ勢に対してガングネスもコーチリクエストで挑む。
そして、ヒルサイズオーバーで猛追するプレヴツ、コウデルカ(4位)にも渾身のテレマークで応戦。
風の当たり外れなどではなく、息詰まるほどのガチンコ対決で手にしたガングネスの初勝利は観ていて爽快感すらあった。
昨日も書いたけど、まだ名が売れる前に札幌で活躍した選手のその後の成長を見るのはホントにうれしいもの。
COC札幌大会のスタートリストでは「ガグネス」と表記されていたので当ブログではそれを使い続けてきたけれど、これからは「ガングネス」としてメジャーになっていきそうなので当ブログでもそう表記することにする。
日本勢最高位は葛西の17位。
その葛西は2本目で99.0m。
テレマーク姿勢からブレーキングに入るや否やのタイミングで既ににんまり笑顔が見えたので、そこそこ納得のジャンプができたということじゃないかな。
次のニジニ・タギルはビザの関係で選手は総入れ替えになるらしい。
ソースは葛西のブログ。
ところで、土曜の試合でスーツの違反で失格になった7人中4人がノルウェー。
そして、この試合ではこともあろうに昨日3位に入ったストエルネンがスーツで失格。
ノルウェーのスーツ戦略は相当「攻め」の姿勢のようだけど、失格になっちゃ元も子もないよなぁ。