2014/15 FISスキージャンプワールドカップ男子個人第25戦ラハティ

クラフト今季3勝目 総合トップのプレヴツに肉薄

2015年3月8日(日)ラハティ(FIN)HS130/K116

① シュテファン・クラフト(AUT) 284.5pt(127.0m 133.5m)
② セヴェリン・フロイント(GER) 273.2pt(126.0m 126.5m)
③ アンデシュ・ファンネメル(NOR) 268.0pt(127.5m 122.0m)

5 葛西 紀明(土屋ホーム) 263.2pt(124.5m 127.5m)
12 竹内 択(北野建設) 252.0pt(120.5m 121.5m)
26 伊東 大貴(雪印メグミルク) 232.2pt(116.0m 117.0m)

31 小林 潤志郎(雪印メグミルク) 110.9pt(113.0m)
36 栃本 翔平(雪印メグミルク) 108.4pt(112.0m)

予選不通過 作山 憲斗(北野建設)

 



クラフトの2本目は追い風をものともせずグングン伸びてこの日唯一のヒルサイズオーバー。
テレマークは入らなかったけどそれを補って余りある飛距離で逆転優勝。
ヴィスワ以来となる今季3勝目。
総合トップのプレブツとの差を50pt縮めて7pt差に肉薄した。

 

逆転を許したファンネメルの2本目は飛距離も着地もグダグダな感じて14位。
試合後に、1本目で膝を痛めていたと語った。
映像を見返してみると確かにブレーキング後に膝に手をやり、表情も硬く、スキーを外した後も足を引きずっているように見える。
無理して2本目を飛んだみたいだけど、この3位が高くつかないことを願うばかり。

 

5位の葛西はファルン大会よりはサッツやその後の空中での動きがスムーズに見えた。
特に2本目は上位陣の中では条件が良かったこともあって飛距離を伸ばした。
ただし、着地が・・・ 
衝撃に耐えられなくて思わず腰を落としてしまったかんじ。
その結果いつも通り、いや、いつも以上に左足が流れてしまった。

 

 

総合順位 (現時点)
ぺテル・プレヴツ(SLO) 1315
シュテファン・クラフト(AUT) 1308
セヴェリン・フロイント(GER) 1243
アンデシュ・ファンネメル(NOR) 1118
ロマン・コウデルカ(CZE) 1039
ミハエル・ハイベック(AUT) 973
葛西 紀明(JPN) 884 
グレゴア・シュリーレンツァウアー(AUT) 624 
カミル・ストッフ(POL) 616
10 ルネ・ベルタ(NOR) 605