第55回名寄ピヤシリジャンプ大会 兼 第62回北海道新聞社杯ジャンプ大会

国内雪上シーズン開幕 佐藤幸椰が圧勝 岩佐明香は大会連覇

全日本スキー連盟A級公認
  • 2024年12月14日(土)
  • 名寄市 名寄ピヤシリシャンツェ
  • HS100/K90

女子組

1  岩佐 明香(大林組スキー部) 233.5pt
2  宮嶋 林湖(松本大学) 222.0pt
3  佐藤 柚月(札幌日大高校) 221.5pt
 
4  岩崎 里胡(戸田建設株式会社) 220.0pt
5  中山 和(日本ビールスキー部) 215.0pt
6  小林 諭果(CHINTAIスキークラブ) 211.0pt
7  櫻井 梨子(あいおいニッセイ同和損保) 206.5pt
8  斎藤 優(早稲田大学) 198.0pt
9  坂本 季花(飯山高校) 195.5pt
10  五十嵐 彩佳(ガスワンスキーチーム) 190.5pt

リザルト

男子組

1  佐藤 幸椰(雪印メグミルクスキー部) 254.0pt
2  坂野 旭飛(雪印メグミルクスキー部) 240.5pt
3  成田 絆(ガリウムスキークラブ) 235.0pt
 
4  中村 優斗(COOTS SC) 234.5pt
5  竹花 大松(土屋ホームスキー部) 234.0pt
6  渡部 陸太(東京美装グループスキー部) 231.5pt
7  工藤 漱太(雪印メグミルクスキー部) 231.0pt
8  池田 龍生(雪印メグミルクスキー部) 230.0pt
9  栗田 力樹(COOTS SC) 229.5pt
10  山元 豪(ダイチ) 227.0pt

リザルト


国内雪上シーズンが今年も名寄で開幕した。
この名寄ピヤシリ大会と翌日の吉田杯の2連戦は開幕戦でありながら、いきなりの山場を迎える大会でもある。

男子は、コンチネンタルカップ札幌大会第1戦・第2戦の出場権を争う選考会の出場権が懸かる。
この選考会でコンチネンタルカップ札幌大会の出場を掴み、そこでの成績如何によってはワールドカップへの道が拓けることになる。

女子は、ワールドカップ札幌大会の開催国枠での出場が懸かる。また、男女ともにジュニア世界選手権の選考対象試合となっている。

女子は岩佐明香が大会連覇。
今季はワールドカップの開幕メンバー入りを果たしたが、初戦は予選不通過、2試合目は34位でポイントを獲得するができなかった。スキー板を、夏まで使っていたフリューゲから秋にフィッシャーに変えた影響があったようだ。

選考基準により、第3戦以降の派遣メンバーを6人から5人に減らすことになっていたためチームから外れることとなった。
この日の勝利と明日の吉田杯の結果により、まずはワールドカップ札幌大会の開催国枠から代表チーム復帰を目指すことになる。

男子優勝は佐藤幸椰。
昨シーズンも、この名寄の開幕戦で2位となり上々のスタートを切った。
その後も、国スポ成年Bで3位、札幌五輪記念で優勝、宮様NHで2位、宮様LH伊藤杯ファイナルで連勝と、国内では存在感を示した。

昨シーズンは、この名寄の結果を足掛かりに選考会を経てコンチネンタルカップ札幌大会の出場権を掴んだ。
今シーズンもその再現を狙うが、昨シーズンは掴めなかったその先にあるワールドカップ札幌大会の出場を目指すことになる。

昨シーズンは日曜の吉田杯は、悪天候により男子がキャンセルとなっている。
この時期の名寄では度々あることではあるが、無事に開催されることを祈りたい。
特に、今日の男子は3位以降は大接戦だっただけに、まだまだ多くの選手にチャンスがある。

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