ヴェリンガー&パシュケのドイツチームが完勝 小林陵侑&二階堂蓮の日本チームは5位
Official Results
1 | ドイツ | 873.3pt | ||
アンドレアス・ヴェリンガー ピウス・パシュケ |
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2 | オーストリア | 850.0pt | ||
ダニエル・チョフェニック ヤン・ヘール |
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3 | ノルウェー | 829.2pt | ||
ハルヴォア-エグナー・グランネル クリストファー-エリクセン・スンダル |
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5 | 日本 | 794.7pt | ||
小林 陵侑(TEAM ROY) 二階堂 蓮(日本ビールスキー部) |
男子では今季2試合が予定されているスーパーチーム戦。
その最初の試合はヴェリンガーとパシュケのドイツチームが、オーストリア、ノルウェーを抑えて勝利した。
ごく緩めの向かい風が程よく当たるイーブンなコンディションの中、実力が如実に表れた。
パシュケはHS超え2本を含む140mオーバーを3本揃えただけでなく、いずれも飛型点で19点台が並んだ。
飛距離こそパシュケに及ばなかったもののヴェリンガーも19点台の飛型点が並んだ。
3本ずつ計6本の全てでトップスコアをマーク。完璧な勝利だった。
オーストリアチームも実力を発揮したが、高い飛行曲線からややリスキーな着地をするチョフェニックは、ドイツチームに飛型点で少し差がついたか。とはいえ18.5が並ぶ高得点。やはりドイツの二人が傑出していた。
ヘールも3本全て140m台で飛型点も高得点。なのに上には上のパシュケがいる。
イコールコンディションでの実力勝負となると誰もパシュケを止められない。
少し意外だったのはグランネル。
今季ここまでは予選落ちやノーポイントの試合があるなど冴えなかったが、この日は好調のスンダルに引けを取らないパフォーマンスを見せた。
日本勢は1本目7位から一進一退を経て5位フィニッシュ。
開幕から風邪と腰の不調で出遅れた小林陵侑は、ようやく調子を上げてきたか2本目では同巡2位のスコア。
逆にここまで好調の二階堂蓮がやや精彩を欠いたか。
バイエルとデシュバンデンのスイスが4位に入ったが、4人制の団体戦だとこうした結果は得られないだろうし、そもそもチームを組むことすら難しい。
個人的にはスーパーチーム戦には懐疑的な立場ではあるのだが、こうした結果を見るとスーパーチーム戦の存在意義が感じられはする。
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