ラニセクが僅差で逆転し今季2勝目 小林陵侑10位
2022年12月9日(金) ティティゼーーノイシュタット(GER)HS142/K125
5th World Cup Competition
1 | アンツェ・ラニセク(SLO) | 272.8pt |
2 | ダヴィド・クバツキ(POL) | 271.5pt |
3 | カール・ガイガー(GER) | 269.2pt |
10 | 小林 陵侑(土屋ホームスキー部) | 243.2pt |
19 | 中村 直幹(Flying Laboratory SC) | 229.0pt |
45 | 二階堂 蓮(日本ビールスキー部) | 92.7pt |
46 | 佐藤 幸椰(雪印メグミルクスキー部) | 89.6pt |
48 | 佐藤 慧一(雪印メグミルクスキー部) | 85.3pt |
小林 潤志郎(雪印メグミルクスキー部) | 予選落ち |
4位で折り返したガイガーの2本目は、クバツキが描いた緑のラインには届かなかった。
それでも会心のガッツポーズで暫定2位。
そして次のハイベックと最後のグランネルが順位を落としたことで表彰台に残った。
今季はルカで6位になったのが最高位で、2度のノーポイントも味わった。
よほどうれしかったのだろう。表彰台が確定するとニッコニコ。
優勝は2位から僅差で逆転となったラニセク。
今季2勝目。通算3勝目。
なんだかH字のスキーがとんでもなく効率の良い形に見えてくる。
クバツキは1本目5位から2本目はHSオーバーの144.0mで2位。
昨季と違って着地が決まる。
4位は2019/20ラハティ以来の表彰台も目前だったハイベック。
1本目トップのグランネルは5位に終わった。
この夏からWFの追い風の配点が変更されて、従来の向い風の数値の21%増から50%増になった。向い風の有利さに対する補正よりも追い風の不利をより多く補正しようとする意図があるわけだが、今日は今季初めてと言っていい、やや追い風傾向の試合だった。
配点変更の効果が多少はあっただろうか。
日本勢は小林陵侑と中村直幹がポイント獲得。
ただし、全体としてみればやはりまだ調子は上がってきていないか。
もう少し我慢の時が続くのかもしれない。