スロベニアが大勝で初の金 日本は6位
2022年3月13日(日)ヴィケルスン(NOR)HS240/K200
Flying Hill Team
金 | スロベニア | 1711.5pt | ||
D.プレヴツ、P.プレヴツ、ザイツ、ラニセク | ||||
銀 | ドイツ | 1583.5pt | ||
フロイント、ヴェリンガー、アイゼンビヒラー、ガイガー | ||||
銅 | ノルウェー | 1559.6pt | ||
フォルファン、タンデ、グランネル、リンビーク | ||||
4 | オーストリア | 1552.7pt | ||
5 | ポーランド | 1495.8pt | ||
6 | 日本 | 1433.9pt | ||
佐藤幸椰、中村直幹、小林潤志郎、小林陵侑 | ||||
7 | フィンランド | 1182.8pt |
スロベニアが大方の予想通りに金。128ptの差をつけて危なげなく勝利した。
スロベニアのフライング世界選手権団体でのメダルは2012ヴィケルスンでの銅、2018オーベルストドルフでの銀に続く3つ目。金メダルは初。
一方で銀と銅を巡る争いはスリリングだった。
2016バートミッテルンドルフ、2018オーベルストドルフ、2020プラニツァに続く4連覇を目指すノルウェーはやや苦しい展開。
それでもオーストリアを6.9ptの僅差で逆転しメダル獲得。面目を保った。
ドイツは迫りくるノルウェーに対し、ラストのガイガーがこの日の最長不倒となる238.0mのスーパージャンプを決めて銀。
それにしても、フロイントとヴェリンガーが世界選手権団体のメンバーに起用されるなんて、今シーズンの初めに誰が予想できただろうか。
日本は6位。メダル争いに絡むことはできなかった。
頼みの小林陵侑は条件の悪さもあったが、やはり調子自体が良くないのかなという気がする。
一方で佐藤幸椰は、個人戦に引き続きこの日も好調。
余談だが、最近はWCでもドローンで撮影した映像がよく使われる。
個人的には、ああいうのは要らないので、普通の映像をじっくり見せてほしいと思っていた。
が、今大会でのドローン映像は、その考えを覆すほどに面白かった。
ドローンの高度を選手の高さに近いところまで下げて撮影したために臨場感とスピード感が半端なかった。
こういう映像ならまた見たい。