第52回名寄ピヤシリジャンプ大会 兼 第59回北海道新聞社杯ジャンプ大会

宮嶋林湖 最長不倒で逆転V 渡部弘晃と岩佐勇研がワンツー

2021年12月21日(火)名寄市 名寄ピヤシリシャンツェ HS100/K90

女子組(ゲート1本目24、2本目24)

1  宮嶋 林湖(白馬高校) 226.5pt
2  葛西 春香(東海大学付属札幌高校) 225.0pt
3  小林 諭果(CHINTAIスキークラブ) 224.5pt
 
4  津志田 雛(下川商業高校) 218.5pt
5  茂野 美咲(CHINTAIスキークラブ) 216.5pt
6  佐藤 柚月(札幌ジャンプ少年団) 214.0pt
7  中山 和(下川商業高校) 212.5pt
8  岩崎 里胡(下川商業高校) 212.0pt

リザルト

男子組(ゲート1本目13、2本目13)

1  渡部 弘晃(東京美装グループスキー部) 236.0pt
2  岩佐 勇研(東京美装グループスキー部) 235.5pt
3  池田 龍生(慶応義塾大学) 231.5pt
 
=4  内藤 智文(古河市スキー協会) 228.0pt
=4  坂野 旭飛(下川商業高校) 228.0pt
6  工藤 漱太(雪印メグミルクスキー部) 227.5pt
7  宮﨑 敬太(東海大学) 223.5pt
=8  山川 太朗(東京美装グループスキー部) 221.5pt
=8  竹内 択(team taku) 221.5pt
10  馬淵 点(イトイ産業) 219.5pt

リザルト


雪上シーズンが名寄で開幕。
名寄ピヤシリジャンプ大会は、1984年第15回大会以来2度目の平日開催となった。また、明日の吉田杯も1990年第6回大会以来2度目の平日開催となる。
本来であれば、この名寄2連戦はWC女子札幌大会第1戦の開催国枠の選考対象試合となるはずだったが、残念ながらWC札幌大会は中止が既に決まっている。

一方で、名寄2連戦はジュニア世界選手権において男女ともに選考対象試合になっている。(2021/2022シーズンジュニア世界選手権参戦基準
そのこともあってか、女子においてはU20&U16強化指定選手の活躍が目立った。

そのうちの一人である宮嶋林湖が、1本目の6位から2本目に最長不倒の94.0mを飛び逆転で優勝。
2019年大会で高校1年生にしてシニア初優勝を遂げて以来のこの大会2勝目。
この夏の全日本サマー朝日兼全日本ジュニア&レディースに続くシニア3勝目。

他にも6位に佐藤柚月、7位に中山和、8位に岩崎里胡とU20&U16強化指定選手のうち4名が入賞。
更には9位に一戸くる実、10位に櫻井梨子、15位に久保田真知子と熾烈な争いが続く。

男子は渡部弘晃、岩佐勇研による東京美装ワンツー。
本来であれば少なくともCOCに派遣され五輪メンバー入りを狙っていたかもしれない実力の両者。
悔しさもあるだろうが、先ずは一歩一歩国内から這い上がっていくしかない。

池田龍生はシニア初表彰台かな。
4位には内藤智文と並んでU20強化指定の坂野旭飛が入った。

なお、大井栞が1本目で転倒し、右膝の前十字靭帯断裂の大けがを負ってしまったらしい。
ラストシーズンだったとのことで、とても残念な終わり方となってしまった。