FISノルディックスキージュニア世界選手権2017パークシティ 混合団体

日本銅メダル スロベニアが圧勝で金

2017年2月5日(日) パークシティ(USA)HS100/K90 

 Normal Hill Mixed Team 

金 スロベニア 925.3pt
   クリジュナル 223.2pt
   バルトル 226.1pt
   クリネツ 227.3pt
   JELAR 248.7pt

銀 ドイツ 890.6pt
   REISCH 205.3pt
   ハマン 238.3pt
   エルンスト 198.5pt
   シュミット 248.5pt

銅 日本 840.5pt
   渡邉 陽(東海大学) 183.6pt
   伊藤 将充(土屋ホームスキー部) 248.2pt
   瀬川 芙美佳(下川商業高校) 181.1pt
   岩佐 勇研(札幌日本大学高校) 227.6pt

 

オフィシャル リザルト

 


 

前回大会で女子団体がなくなり代わりに初採用された混合団体。
今大会で女子団体は復活したが、混合団体は消えることなく残った。

 

日本は見事銅メダル。おめでとう!

 

1本目を3位で折り返し、その時点で2位ドイツと13.7pt差、4位ノルウェーとは11.8pt差。
まだまだ2位も狙えるし、逆にメダルを失う心配もあるというプレッシャーのかかる展開。
そのプレッシャーが悪い方に転んだか、最後は4位ノルウェー3.3pt差まで迫られたけど、強豪相手によく戦ったと思う。

 

そんな中、2本とも同組で1位の将充はさすが。
土屋は(あるいは葛西は)若い選手を育てるのが上手なイメージがあるので、将充と陵侑はホントに大事に育ててもらいたい。
この二人と伊藤有希は葛西の愛弟子、葛西の後継者。そしてチームニッポンの未来を担う逸材。
ここに勇研が加わってくれたりしたら個人的には言うことなしだ。

 

 

 過去の大会 順位  選 手
 2016ルシュノフ 6位   渡邉 陽 伊藤将充 勢藤 優花 小林陵侑 

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それにしても、今年はジュニア世界選手権とユニバーシアードの日程が丸被り。
若者たちのせっかくの活躍が、報道も注目度も分散されてしまって、世間に伝わりにくかったのではないかな。
どうしても「金」を量産した方に報道が偏ってしまったようにも感じられるしね。
まぁ、ユニバはJOC管轄だからというのもあるのかもしれないけど。