第96回宮様スキー大会国際競技会ノーマルヒル

悪天候1本勝負　岩佐明香が今季5勝目　佐藤慧一は今季3勝目　少年組は三上託摩がV

女子組

リザルト

少年組

リザルト

成年組

リザルト　男子総合

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昨年と同じく、6日間のうちにカツゲンカップ、札幌オリンピック記念、宮様NH、宮様LHの計4試合が行われる札幌ジャンプ週間。

ただ、この時季の宮の森は風の強い日が多く、昨年はカツゲンカップが2本目キャンセル、札幌オリンピック記念は1日順延。
今年の札幌オリンピック記念も1本目だけで2時間15分を費やし2本目はキャンセル。

そして、この日も強風に翻弄された。
11時開始予定の試技は13時に変更。本戦開始は15時。
2本目はキャンセルされたが試合が終わったのは16時45分。

大倉山と違って宮の森は、選手も観客もこういう場合に待機できる場所や環境が限られる。
報道によると、佐藤慧一はチームメートとカフェに出向いて待ち時間を過ごしたらしい。

その甲斐あってか佐藤慧一は優勝。
火曜日のカツゲンカップで優勝しているがアプローチ姿勢を別人のようにガラった変えたという。
シーズン中の大胆のモデルチェンジは勇気がいるが、既に選考に関わるような国内試合は終わっているので取り組めたのだろう。

女子組優勝は岩佐明香。
2日前の札幌オリンピック記念で107.0mを飛び転倒。大事には至らなかったが筋肉痛になったりもして不安はあったらしい。
今季国内戦で5勝目。国内に置いておくのはもったいない選手ではある。

少年組は三上託摩が優勝。
入賞した6人（と、この日は出場していない布施飛雄真）は、誰が勝ってもおかしくないほど実力は拮抗している。
高校・中学の選手たちの競争からも目が離せない。

ここまでの札幌ジャンプ週間3試合中2試合が2本目キャンセルとなってしまった。
日曜は舞台を大倉山に移す。予報では昼頃から風が強くなるようだ。予報が外れて良い条件で試合が行われることを願いたい。

雪上シーズン国内戦の表彰台（女子）

雪上シーズン国内戦の表彰台（男子）