岩佐明香が逆転V ジュニアはニューホープ竹花大松が圧勝
2017年1月7日(土) 札幌市 宮の森ジャンプ競技場 HS100/K90
女子組(ゲート1本目21、2本目21)
① 岩佐 明香(日本大学) 235.5pt(93.5m 94.5m)
② 茂野 美咲(CHINTAIスキークラブ) 229.5pt(94.0m 89.0m)
③ 瀬川 芙美佳(下川商業高校) 220.0pt(89.0m 88.5m)
4 御家瀬 恋(下川商業高校) 208.5pt(88.0m 86.5m)
5 小林 諭果(早稲田大学) 203.0pt(92.5m 81.5m)
6 勢藤 理桜(下川中学校) 202.5pt(88.0m 83.0m)
ジュニア組(ゲート1本目9、2本目8)
① 竹花 大松(札幌陵北中学校) 198.5pt(82.0m 87.0m)
② 工藤 漱太(下川中学校) 156.5pt(74.5m 75.0m)
③ 小林 龍尚(岩手松尾中学校) 128.5pt(72.0m 65.0m)
4 大井 駿(札幌宮の森中学校) 121.0pt(67.0m 68.0m)
5 日下 瑠基(下川中学校) 117.5pt(69.5m 64.5m)
6 辻 創太(札幌柏中学校) 95.0pt(61.0m 61.0m)
昨年は葛西紀明が21年ぶり、伊藤大貴が13年ぶりに参加するなど、男女WC遠征組も揃って参加しオールスター戦となった年始恒例の雪印メグミルク杯。
今年は、通常通り男女ともにWC組の参戦がないけれど、元々この大会は「若手ジャンパーの登竜門」的位置づけでもあるので、むしろこの方がしっくりくる気がする。
試技は風もなくサクサクと進んだが、1本目の途中から風が出始め、2本目は風向風速が定まらず正直アタリはずれはあったように思う。
そんな中、女子は岩佐明香が1本目2位から茂野美咲を逆転して優勝。
岩佐は元々実力のある選手ではあったけれど、やや成績が安定しないところがあった。
でも、11月の数試合で成績が向上し始め、12月の吉田杯で有希、沙羅に次ぐ3位表彰台を獲得するなどここにきて好調を維持している。
同学年の沙羅や勢藤優花には少し先に行かれちゃったけれど、この調子でどんどん結果を出して弟の勇研ともども世界を目指してほしいね。
ジュニアでは竹花大松が圧勝で、父(竹花智氏)が制し、いとこ(竹花健汰)が制した雪印杯ジュニア組を制した。
12月の名寄ピヤシリ大会で成年組に交じって1本目で4位に入って度肝を抜かされたけれど(こちら)、二階堂蓮くんに続く新たなる希望が誕生した感があるね。
2位に入った私のアイドル工藤漱太くん(こちらの記事の最後段)も年末の下川で大松くんを破っていることだし、3位に入った小林家の末弟も当然、潤志郎や陵侑のような存在になっていくだろうし・・・
安心してください! 若い世代はちゃんと育っていますよ!
女子組
① 岩佐 明香(日本大学)
② 茂野 美咲(CHINTAIスキークラブ)
③ 瀬川 芙美佳(下川商業高校)
4 御家瀬 恋(下川商業高校)
5 小林 諭果(早稲田大学)
6 勢藤 理桜(下川中学校)
ジュニア組
① 竹花 大松(札幌陵北中学校)
② 工藤 漱太(下川中学校)
③ 小林 龍尚(岩手松尾中学校)
4 大井 駿(札幌宮の森中学校)
5 日下 瑠基(下川中学校)
6 辻 創太(札幌柏中学校)
表彰式
女子組 茂野、岩佐、瀬川
女子組 御家瀬、小林、勢藤
女子組最長不倒賞 岩佐 明香(94.5m)
ジュニア組 工藤、竹花、小林
ジュニア組 大井、日下、辻
男子組最長不倒賞 竹花 大松(87.0m)
ジュニア特別奨励賞 辻 創太(札幌柏中学校)