スロベニアが2大会連続2度目の金 日本は5位
Official Results
金 | スロベニア | 1615.4pt | ||
ロブロ・コス ペテル・プレヴツ ドメン・プレヴツ ティミ・ザイツ |
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銀 | オーストリア | 1588.9pt | ||
ミハエル・ハイベック マニュエル・フェットナー ヤン・ヘール シュテファン・クラフト |
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銅 | ドイツ | 1549.9pt | ||
ピウス・パシュケ カール・ガイガー シュテファン・ライエ アンドレアス・ヴェリンガー |
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5 | 日本 | 1493.0pt | ||
二階堂 蓮(日本ビールスキー部) 中村 直幹(Flying Laboratory SC) 小林 潤志郎(雪印メグミルクスキー部) 小林 陵侑(TEAM ROY) |
金メダルを争うスロベニア、オーストリア、ドイツ。
勝負の分かれ目は2本目の第3グループにあった。
第2グループの時から強まり始めた追い風が、第3グループでより強くなりライエが164.5m、ヘールが177.0mと撃沈。
そんな中ドメン・プレヴツが194.0m。これが効いた。
スロベニアは、大会直前のプラニツァでのトレーニング中に全治2ヵ月の怪我を負ったラニセクが不在。
ラストのザイツがやや微妙であった以外は、完璧なパフォーマンスで強さを見せた。
スロベニアは、2大会連続2度目の金メダル。
銀のオーストリアは、2016年以来4大会ぶりとなるメダル。
銅のドイツは、3大会連続のメダル。
日本は、メダル争いには絡めなかったが随所に光るところを見せた。
まずは二階堂蓮。
1本目で214.0mを飛び、2022/23クルムで出した212.0mのPBを更新して見せた。もう1本も206.5m。
今大会は個人戦でスーツ失格など不本意な結果となっていたが、最後は良い形で終われたのではないだろうか。
次に小林潤志郎。
2本目第3グループが強い追い風に苦しむ中で198.5mを飛び、同グループでドメンに次ぐ2番手となった。
そして最後は小林陵侑。
1本目は、この日の最長不倒となる233.5mを飛びグループトップ。2本目でも224.5mを飛びグループ2位。
個人戦の最初の2本は厳しい追い風もあり今一つだったが、個人戦3本目の231.5mで息を吹き返し、この日の2本に繋げた。
今から個人戦をやり直してくれたら完全なメダル候補だろう。
札幌大会を過ぎると、チーム戦を含めて残り14試合中8試合がフライングとなる。
日本勢がフライングに良い感触を得て大会を終えれたことは、今季この後を占う上で非常にポジティブ。
SFWC 過去7大会のメダリスト
金 | 銀 | 銅 | 日本 | |
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2012 | AUT | GER | SLO | 5位 |
2014 | 中 止 | |||
2016 | NOR | GER | AUT | 出場せず |
2018 | NOR | SLO | POL | 出場せず |
2020 | NOR | GER | POL | 5位 |
2022 | SLO | GER | NOR | 6位 |
2024 | SLO | AUT | GER | 5位 |
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