アイグナーがCOC札幌大会3戦全勝 佐藤慧一 6位
2019年1月20日(日) 札幌市 大倉山ジャンプ競技場 HS137/K123
STVカップ(ゲート1本目20.19、2本目19.15)
1 | クレメンス・アイグナー(AUT) | 292.7pt | 144.0m | 138.0m |
2 | ロビン・ペデルセン(NOR) | 260.1pt | 139.0m | 134.5m |
3 | マルティン・ハマン(GER) | 255.3pt | 136.0m | 132.0m |
4 | ジガ・イエラル(SLO) | 247.2pt | 134.5m | 122.0m |
5 | セヴェリン・フロイント(GER) | 244.6pt | 129.5m | 126.0m |
6 | 佐藤 慧一(雪印メグミルクスキー部) | 244.0pt | 133.0m | 127.0m |
FISコンチネンタルカップ第13戦
1 | クレメンス・アイグナー(AUT) | 292.7pt | 144.0m | 138.0m |
2 | ロビン・ペデルセン(NOR) | 260.1pt | 139.0m | 134.5m |
3 | マルティン・ハマン(GER) | 255.3pt | 136.0m | 132.0m |
4 | ジガ・イエラル(SLO) | 247.2pt | 134.5m | 122.0m |
5 | セヴェリン・フロイント(GER) | 244.6pt | 129.5m | 126.0m |
6 | 佐藤 慧一(雪印メグミルクスキー部) | 244.0pt | 133.0m | 127.0m |
9 | 原田 侑武(雪印メグミルクスキー部) | 233.2pt | 134.0m | 121.5m |
14 | 伊藤 謙司郎(雪印メグミルクスキー部) | 228.1pt | 127.0m | 123.5m |
19 | 渡部 弘晃(東京美装グループスキー部) | 224.9pt | 129.0m | 120.5m |
21 | 内藤 智文(古河市スキー協会) | 219.2pt | 125.0m | 120.5m |
23 | 竹内 択(北野建設) | 217.5pt | 117.0m | 122.0m |
27 | 作山 憲斗(北野建設) | 211.1pt | 127.5m | 116.5m |
31 | 清水 礼留飛(雪印メグミルクスキー部) | 103.0pt | 121.5m | |
34 | 伊藤 将充(土屋ホームスキー部) | 99.7pt | 120.5m |
前日の試合でイエロービブを纏うことになったクレメンス・アイグナーが、その装いに恥じぬビッグジャンプを2本繰り出し圧勝。
COC札幌大会を3戦全勝で締めくくった。
時折ピタリと風が収まるこの日の大倉山。
それでも気まぐれに強い向かい風が当たることもあり悩ましいところだが、運営は前日以上に強気のゲート設定。
おかげで前日以上にビッグフライトが連発。
でも危険を感じるような場面はなく楽しいことこの上ない。
運営が唯一慎重すぎるぐらいに慎重になったのは、最後の最後にアイグナーが飛ぶ場面。
急に向かい風が強まった。
1本目で144.0mを飛んでいるアイグナーに対し、ゲートイン→レッド→ゲート下げ→テストジャンプを繰り返し、結果4段下げてスタート。
それでも有り余る向かい風を受け138.0mまで飛距離を伸ばしてみせた。
2位に32.6ptもの大差をつけての圧勝。
既にWCに40戦以上出場しているおなじみの選手で、今季開幕ヴィスワ団体戦でのオーストリーの3位表彰台にも大いに貢献した選手。
空中も上手いし、飛距離を出してもランディングが軽やかでテレマークも上手い。
WCメンバー定着もそう遠くはないと予感させるに十分な選手だ。
① クレメンス・アイグナー(AUT)
② ロビン・ペデルセン(NOR)
③ マルティン・ハマン(GER)
4 ジガ・イエラル(SLO)
5 セヴェリン・フロイント(GER)
6 佐藤 慧一(雪印メグミルクスキー部)
表彰式
STVカップ表彰 ペデルセン、アイグナー、ハマン
STVカップ表彰 イエラル、フロイント、佐藤
COC表彰 ペデルセン、アイグナー、ハマン
COC表彰 イエラル、フロイント、佐藤
前日のHTB杯ではやや不発だったペデルセンがこの日は本領発揮。HSオーバーのビッグジャンプを見せてくれた。
こうして表彰台に立つとデカいね。
いや。アイグナーが小さいのか。
遠い遠いSapporoまではるばるやってきてくれた選手たちに敬意を表し、下手な写真ではありますが個人的な好みで何人かをピックアップしてみた。
STV 7位 COC 7位 クレメンス・ライトナー(AUT)
STV 10位 COC 10位 フェリックス・ホッフマン(GER)
STV 11位 COC 11位 ロク・ユスティン(SLO)
STV 12位 COC 12位 アンドレアス・ヴァンク(GER)
STV 13位 COC 13位 モーリッツ・ベアー(GER)
STV 15位 COC 15位 トーマス・ホッファー(AUT)
STV 18位 COC 18位 ヨアキム・オウネ (NOR)
STV 22位 COC 22位 トーマス・ヴァンクラ(CZE)
STV 28位 COC 28位 ボア・パブロブチッチ(SLO)
この日の結果を受けて、21日にWC札幌大会の参戦メンバーが発表された。
- 小林 潤志郎 (雪印メグミルクスキー部)
- 小林 陵侑 (土屋ホームスキー部)
- 葛西 紀明 (土屋ホームスキー部)
- 佐藤 幸椰 (雪印メグミルクスキー部)
- 伊東 大貴 (雪印メグミルクスキー部)
- 中村 直幹 (東海大学)
- 栃本 翔平 (雪印メグミルクスキー部)
- 竹内 択 (北野建設スキークラブ)
- 原田 侑武 (雪印メグミルクスキー部)
- 伊藤 謙司郎 (雪印メグミルクスキー部)
- 佐藤 慧一 (雪印メグミルクスキー部)
- 作山 憲斗 (北野建設スキークラブ)
- 内藤 智文 (古河市スキー協会)
内藤が選ばれたことに安堵。
残念ながらこの日の大倉山の客の入りはご覧の有りさま。
小林陵侑の人気が、スキージャンプの人気につながると良いのだけれど。