2018/19 FISスキージャンプワールドカップ男子団体第2戦ザコパネ

ドイツが激闘を0.1pt差で制する 日本は5位

2019年1月19日(土) ザコパネ(POL)HS140/K125 

17th World Cup Competition 

1 ドイツ 1157.5pt583.9pt 1位573.6pt 2位
 ガイガー 149.0pt 1位 144.5pt 1位
 アイゼンビヒラー 149.9pt 1位 147.8pt 1位
 ジーゲル144.6pt 2位 124.0pt 5位
 ライエ 140.4pt 9位 157.3pt 3位
2 オーストリア 1157.4pt 574.9pt 2位 582.5pt 1位
 フーバー 139.5pt 2位 145.8pt 2位
 ヘール 143.5pt 2位 136.2pt 4位
 ハイベック 141.7pt 4位 142.1pt 2位
 クラフト 150.2pt 1位 158.4pt 2位
3 ポーランド 1117.2pt552.7pt 4位564.5pt 4位
 ジワ 127.4pt 5位 134.4pt 6位
 コット 133.1pt 6位 134.4pt 5位
 ストッフ 147.1pt 1位 137.0pt 3位
 クバツキ 145.1pt 5位 158.7pt 1位
 
4 スロベニア 1103.8pt  
5 日本 1088.0pt 515.6pt 6位 572.4pt 3位
 佐藤 幸椰119.2pt 7位 148.1pt 1位
 伊東 大貴 136.7pt 4位 138.1pt 3位
 小林 潤志郎 116.5pt 8位 134.2pt 4位
 小林 陵侑 143.2pt 6位 152.0pt 5位
6 チェコ 1028.1pt  
7 スイス 1002.5pt  
8 ノルウェー 986.0pt  

リザルト


 

強い追い風の中みんな130メーター後半までガンガン飛んでくる。
2本目はすこし風が弱まったがゲートは変わらず。結果HSオーバーが4本。
そのうちの1本であるアイゼンビヒラーの143.0mがヒルレコードを更新し、他の1本であるクバツキの143.5mが更にそれを更新した。

 

このゲート設定で良いのかどうかもわからぬまま終始ハイテンションに試合が進んだ印象。
終わってみれば勝ったドイツと2位オーストリアの差は僅かに0.1pt。
8本飛んでこの差はスゴイ。

 

でもこれほどの僅差になったのはジーゲルの転倒によるところが大きい。
彼の2本目もHSオーバー4本のうちの1本だが、着地でバランスを崩したように転倒し飛型点を大きく失った。
いや、失ったのはそれだけではない。残念なことにジーゲルは右膝に深刻な損傷を負ったとのことでシーズンを一足早く終わらせることとなってしまった。

 

残る1本のヒルサイスオーバーがクラフト。
ただし、テレマークが決まらなかった。決まっていればオーストリアが勝っていたので悔いの残るところではある。
それでもオーストリアは、2週間前のインスブルックでWCデビューを飾ったばかりのヤン・ヘールの起用が見事に当たったことも含めて、全体に上り調子ではある。

 

5位の日本は、やはり全体的にお疲れモードか。
札幌大会前の日程はいつも悩ましい。