ルンビ圧勝で今季9勝目 伊藤有希3位
2018年3月11日(日) オスロ(NOR)HS134/K120
17th World Cup Competition
1 | マーレン・ルンビ(NOR) | 262.7pt | 134.0m | 126.0m |
2 | ダニエラ・イラシュコ-シュトルツ(AUT) | 231.2pt | 128.5m | 128.0m |
3 | 伊藤 有希(土屋ホームスキー部) | 229.7pt | 123.0m | 124.0m |
4 | 高梨 沙羅(クラレ) | 228.6pt | 122.5m | 125.5m |
11 | 岩渕 香里(北野建設スキークラブ) | 187.0pt | 116.0m | 114.5m |
13 | 勢藤 優花(北海道ハイテクアスリートクラブ) | 183.2pt | 119.0m | 108.5m |
今季2戦目のラージヒル。
ルンビが2位に31.5ptの大差をつけ圧勝で今季9勝目。
ルンビはここまでの13試合で9つの勝利の他4試合はすべて2位。
シーズン全試合3位以内は、2013/14シーズンに高梨沙羅が成し遂げている(全18試合中、優勝15回、2位2回、3位1回)が、ルンビも達成まであと2試合。
余程のことがない限り普通に行けちゃいそうな気がする。
2位のイラシュコは、復帰して5試合でリュブノでの優勝に続く2度目の表彰台。
イラシュコがこの5試合で積み上げたポイントは290pt。1試合平均にすると58pt。
まったく意味のない仮定の話をするが、ここまでの全13戦に出場していれば58pt×13試合=754ptで、高梨の716ptを上回り3位にいることになる。
もう一度言うが、これは全く意味のない仮定の話。言いたいことは、やはりイラシュコは凄いってこと。
でも、もしイラシュコが怪我をすることなくシーズンインできていたとしても、ルンビの一人旅状態は変わらなかっただろうね。
伊藤有希は、リレハンメル3位、蔵王2位に続く今季3度目の表彰台。
相変わらずスピードは出ていないけれど、空中に出てからは特に悪いところは見当たらない。2本目は少しスキーが乱れたけれど、上手くまとめてしっかりとテレマークもいれた。
蔵王での表彰台以降、五輪も含めて厳しい結果が続いていたけれど、シーズンの最終盤にきて復調の気配が見えたかな。
なお、この試合の解説は斉藤浩哉氏だったけれど、土曜深夜のJスポ男子団体も浩哉氏がゲスト解説だった。
浩哉氏は以前にもタプルヘッダー解説を行っていたけれど、NHKとJスポでは喋り方からして全然違う感じがして面白い。
ちなみに、元康氏の場合はNHKだからといって、あまり変わらない気がする。