2016/17 FISスキージャンプワールドカップ男子個人第18戦札幌

札幌の夜空に二人の勝者 コットWC初V プレヴツ今季初V

2017年2月11日(土) 札幌(JPN)HS137/K123 

 

プレヴツ、コット

 

21st World Cup Competition 

=① マチェイ・コット(POL) 260.2pt(139.0m 138.0m)
=① ぺテル・プレヴツ(SLO) 260.2pt(143.0m 134.0m)
③ シュテファン・クラフト(AUT) 257.5pt(137.0m 139.0m)

 

17 伊東 大貴(雪印メグミルクスキー部)  205.6pt(128.0m 119.5m)
25 小林 潤志郎(雪印メグミルクスキー部) 181.9pt(121.5m 113.0m)
30 岩佐 勇研(札幌日本大学高校)  167.5pt(127.5m 101.5m)

33 伊藤 将充(土屋ホームスキー部)  88.7pt(117.5m)
34 竹内 択(北野建設スキー部)  87.9pt(115.0m)
35 葛西 紀明(土屋ホームスキー部) 87.4pt(113.5m)
36 佐藤 幸椰(雪印メグミルクスキー部) 87.1pt(119.0m)
39 中村 直幹(東海大学)  84.0pt(113.5m)
46 小林 陵侑(土屋ホームスキー部) 74.6pt(107.5m)

予選不通過 伊藤 謙司郎(雪印メグミルクスキー部)
予選不通過 作山 憲斗(北野建設スキー部) 

 

オフィシャル リザルト

 


 

珍しく総合トップ10が全員参加した今年の札幌大会。
怪我で離脱しているフロイント、シュリーレンツァウアーをはじめ、コフラー、ファンネメルといったビッグネームを欠いたとはいえ豪華なメンバーが揃った。

 

いつも通りの強い向かい風が吹き、1本目2本目ともに基本ゲートは10番というかなり低めの設定。
気まぐれな大倉山の風は、最小で向かい風0.04m/s(WFマイナス0.4pt)、最大で向かい風2.16m/s(WFマイナス23.3pt)。
不運な風にあたっちゃった人は、このゲートでは如何ともし難かったと思われる。
それでも結局強いやつらはどんな条件でも結果を出すから面白い。

 

最後はクラフト、ペーター、ヴェリンガー、コットの優勝争いとなったけれど、結果はペーターとコットのまさかの同点優勝。
なんという極上の幕切れ。

 

コットはWC初優勝。
シーズン序盤に、「今季中に初優勝を飾りそう」って書いたけど(こちら)、まさか目の前で観ることになろうとはね。
札幌の恋人プレヴツは今季初優勝。札幌での勝利は4年連続。
ここのところシングルが続き調子を上げてきていたので、この勝利は決して気まぐれな風のおかげではない。

 


 

マチェイ・コット
=① マチェイ・コット(POL)

 

ぺテル・プレヴツ
=① ぺテル・プレヴツ(SLO)

 

シュテファン・クラフト
③ シュテファン・クラフト(AUT)

 

アンドレアス・ヴェリンガー
4 アンドレアス・ヴェリンガー(GER)

 

ロマン・コウデルカ
5 ロマン・コウデルカ(CZE)

 

マルクス・アイゼンビヒラー
6 マルクス・アイゼンビヒラー(GER)

 

ダニエル-アンドレ・タンデ
7 ダニエル-アンドレ・タンデ(NOR)

 

マニュエル・フェットナー
8 マニュエル・フェットナー(AUT)

 

ヤン・ジオブロ
9 ヤン・ジオブロ(POL)

 

ピオトル・ジワ
10 ピオトル・ジワ(POL)

 

伊東大貴
17 伊東 大貴(雪印メグミルクスキー部)

 

小林 潤志郎
25 小林 潤志郎(雪印メグミルクスキー部)

 

岩佐勇研
30 岩佐 勇研(札幌日本大学高校)

 

伊藤 将充
33 伊藤 将充(土屋ホームスキー部)

 

竹内択
34 竹内 択(北野建設スキー部)

 

葛西紀明
35 葛西 紀明(土屋ホームスキー部)

 

佐藤 幸椰
36 佐藤 幸椰(雪印メグミルクスキー部)

 

中村 直幹
39 中村 直幹(東海大学)

 

小林陵侑
46 小林 陵侑(土屋ホームスキー部)

 

 

それにしても札幌大倉山はホントに次々と初優勝を生み出す。
2011年フロイント(こちら)、2012年伊東大貴(こちら)、2013年マトゥラ(こちら)、2014年ダミヤン(こちら)、そしてこの日のコット。私が見てきただけでも5人目。
気まぐれな風に加えて、トップ選手がエントリーしないケースがあることなどが要因なんだろうけれど、目の前で初優勝を観られて一緒に喜べることは幸せなことだよね。

 

 

マチェイ・コット

 

 

嬉しかったのは、アマンが来てくれたこと、しかも今季最高位の11位だったこと、コウデルカが今季最高位の5位だったこと、伊東大貴が悪いなりに奮闘したこと、岩佐勇研がWCデビュー戦にして見事ポイントゲットしたこと。

 

哀しかったのは、ストッフが試技と2本目で風に煽られたかブレブレにバランスを崩して18位に終わったこと、ドメン・プレヴツがこれまた煽られたか97.0mに落ち50位に終わったこと、葛西紀明が何度か赤で待たされた挙句結局条件が悪いまま出され2本目進出を逃したこと。

 

いずれにしても、日本勢は一様に低調だった。

 


 

遠い遠いSapporoまではるばるやってきてくれた選手たちに敬意を表し、下手な写真ではありますが好きな選手を中心にピックアップしてみました。

 

リヒャルト・フライターク
11 リヒャルト・フライターク(GER)

 

シモン・アマン
11 シモン・アマン(SUI)

 

ヴァンサン・デコム‐セヴォア
15 ヴァンサン・デコム‐セヴォア(FRA)

 

カミル・ストッフ
18 カミル・ストッフ(POL)

 

ミハエル・ハイベック
19 ミハエル・ハイベック(AUT)

 

ダヴィド・クバツキ
23 ダヴィド・クバツキ(POL)

 

グレゴール・デシュバンデン
38 グレゴール・デシュバンデン(SUI)

 

セネ・プレヴツ
44 セネ・プレヴツ(SLO)

 

イエルネイ・ダミヤン
47 イエルネイ・ダミヤン(SLO)