2016/17 FISスキージャンプワールドカップ男子個人第5戦リレハンメル

カミル・ストッフ 2シーズンぶりの勝利

2016年12月11日(日) リレハンメル(NOR)HS138/K123 

6th World Cup Competition 

① カミル・ストッフ(POL) 289.9pt(134.0m 130.5m)
② マチェイ・コット(POL) 289.3pt(129.5m 136.0m)
③ マルクス・アイゼンビヒラー(GER) 286.2pt(128.5m 135.0m)

 

15 伊東 大貴(雪印メグミルクスキー部) 269.6pt(136.0m 123.5m)
24 竹内 択(北野建設スキー部)254.6pt(127.5m 126.5m)

33 葛西 紀明(土屋ホームスキー部) 105.6pt(119.5m)
41 小林 陵侑(土屋ホームスキー部) 94.5pt(118.0m)
47 作山 憲斗(北野建設スキー部) 85.1pt(112.0m) 

 

オフィシャル リザルト

 


 

昨シーズンは一度も表彰台に届かなかったカミル・ストッフが帰ってきた。
今季最初の2戦こそ振るわなかったけど、クリンゲンタールでの団体優勝で勢いが付き、その後表彰台まであと一歩のパフォーマンスを二つ重ね、そしてついに勝利した。
ストッフの優勝は2015年1月のヴィリンゲン以来2シーズンぶり。通算16勝目。

 

でもこの試合、なんだかおかしな展開ではあった。
1本目のラスト7人で追い風が強まったのでゲートが2段上がった。
ポイントによる補正は-11.8pt。
で、ラスト7人の1本目の順位が以下の通り。

bib57 デコム‐セヴォア 43位
bib58 フェットナー 13位
bib59 コット 5位
bib60 クラフト 21位
bib61 フロイント 27位
bib62 タンデ 23位
bib63 ドメン 8位

ランキング上位陣が、バタバタと音を立てて倒れていった感じ。
かろうじて体裁を保てたコットでさえ5位、ドメンでさえ8位。デコム‐セヴォアに至っては見るも無惨。
どうも、ゲートを下げた時に比べて、上げた時のポイントによる補正が上手く機能していないような気がするんだけど・・・

 

このゲート変更が、”適正な補正“のもとに行われていたら果たしてストッフは勝てていたか?
タンデは2本目1位で最終4位、クラフトは2本目2位で最終8位と巻き返した。
対してストッフは2本目だけ見れば9位。確かにゲートが1段下がった上に風も悪かったけど。
決してケチをつけているわけではない。ストッフ大好きだし。
ただ、完全復活と見ていいかどうかはもう少し待ちたいということ。
(でもホントは、4ヒルズを獲るのはこの男ではないかと秘かに期待しているんだけどね)

 

コットは0.6pt差の2位でWC初表彰台。
アイゼンビヒラーも初表彰台。
この二人も、今季中に初優勝を飾りそう。特にコットは。

 

上位7人が崩れたおかげもあって、1本目で4位につけた伊東大貴。
表彰台の期待もかかっただけに、2本目20位、最終15位という結果には目を覆いたくなったよ。
今季一番という1本目のジャンプは映像では見られてないのだけれど、少なくとも2本目を見る限りは・・・
大貴の良い時は、フライトの後半が信じられないぐらいに伸びて、落ちそうで落ちない。
それがこの日の2本目は、落ちそうであっさり落ちた。

 

葛西も2戦連続で2本目に進めず。
陵侑も鮮烈なデビューイヤーとなった昨季と比較してあまりに低調。
ある意味、作山だけが我が道を行くって感じかな。