スロベニアのヤカ・フバラがSTVカップとコンチネンタルカップをともに制す
2016年1月24日(日) 札幌市 大倉山ジャンプ競技場 HS134/K120
第55回STVカップ国際スキージャンプ競技大会 (ゲート1本目14、2本目12)
① ヤカ・フバラ(SLO) 278.7pt(139.5m 127.0m)
② 竹内 択(北野建設スキー部) 272.9pt(128.5m 134.5m)
③ 伊東 大貴(雪印メグミルクスキー部) 266.1pt(133.5m 126.0m)
4 葛西 紀明(土屋ホームスキー部) 258.9pt(131.0m 124.5m)
5 カール・ガイガー(GER) 255.2pt(130.0m 124.0m)
6 小林 潤志郎(雪印メグミルクスキー部) 253.7pt(127.0m 127.0m)
表彰は6位まで。
FISコンチネンタルカップ第14戦札幌 (ゲート1本目14、2本目12)
① ヤカ・フバラ(SLO) 278.7pt(139.5m 127.0m)
② カール・ガイガー(GER) 255.2pt(130.0m 124.0m)
③ ボア・パブロブチッチ(SLO) 253.2pt(125.0m 129.0m)
4 クレメンス・アイグナー(AUT) 249.1pt(129.0m 123.0m)
5 トーマス・ヴァンクラ(CZE) 246.7pt(134.0m 117.5m)
6 エリアス・トリンガー(AUT) 246.6pt(127.0m 122.5m)
31 細田 将太郎(北翔大学SC) 187.3pt(109.5m 111.5m)
26 中村 直幹(東海大学) 185.4pt(111.5m 109.0m)
45 伊藤 将充(下川商業高校) 61.2pt(94.0m)
コンチネンタルカップの日本勢のエントリーは上記3人。
2013年ノルディックジュニア世界選手権(こちら)の勝者であり、2012/23シーズンのWCクリンゲンタール大会(こちら)で優勝経験もあるヤカ・フバラがSTVカップとコンチネンタルカップをともに制した。
ほぼ無風だった昨日よりは多少風はあるとはいえ、日も差して穏やかな大倉山。
ところが1本目、フバラからの数人のときはやや強めの向かい風が吹いた。
その風に上手く乗ったフバラが1本目トップでそのまま逃げ切った。
2本目では竹内択が良い風を貰い、1本目10位からSTVカップ2位をゲット。
ウィンドファクターもゲートファクターも採用されていない以上、風向風速のあたりはずれはシグナルでコントロールするしかない。
が、今日はレッドが出たのは葛西の2本目が全くの無風になった時だけ。
しかも結局風がないままグリーンに。
こうなると大倉山はホントにサプライズボックス。
今日の試合はいつもの大倉山以上に風の当たり外れが大きかったように思う。
ヤカ・フバラ(SLO)
竹内 択(北野建設スキー部)
伊東 大貴(雪印メグミルクスキー部)
葛西 紀明(土屋ホームスキー部)
カール・ガイガー(GER)
小林 潤志郎(雪印メグミルクスキー部)
ボア・パブロブチッチ(SLO)
クレメンス・アイグナー(AUT)
トーマス・ヴァンクラ(CZE)
エリアス・トリンガー(AUT)
表彰式
STVカップ表彰式 竹内、フバラ、伊東
STVカップ表彰 葛西、ガイガー、小林
STVカップ最長不倒賞 ヤカ・フバラ(139.5m)
コンチネンタルカップ表彰式 ガイガー、フバラ、パブロブチッチ
コンチネンタルカップ表彰式 アイグナー、ヴァンクラ、トリンガー
ポーランドのプシュミスワフ・カンティカを、「難しい名前なので」と昨日から噛みながらアナウンスしていた青野さん。
今日は「39番、カンティカ、ポーランド!」と、この選手だけファーストネームをバッサリ省略してコールした青野さん。
2本目が始まる前に、「あいつ2本目に残ってるよ」と、明らかにカンティカを指して口をついた恨み節が、おなじみのマイク切り忘れによって場内に流れてしまった青野さん。
そして、そのあとすぐに「マイクを切り忘れてました」と何のフォローにもなっていない一言を場内に流す青野さん。
青野さんは愉快だな。
そんな、青野さん泣かせのカンティカくんも含め、遠い遠いSapporoまではるばるやってきてくれた選手たちに敬意を表し、昨日に引き続き個人的な好みで何人かをピックアップしてみました。
プシェミスワフ・カンティカ(POL)
マルクス・シッフナー(AUT)
ルーカス・フラバ(CZE)
マリヌス・クラウス(GER)
ボイティッチ・ストゥルサ(CZE)
エスペン・ロエ(NOR)
ハルヴォア-エグナー・グランネル(NOR)
ツニショール・アレクザンダー(POL)