2014/15 FISスキージャンプワールドカップ女子個人第6戦オーベルストドルフ

イラシュコ・シュトルツ2連勝 総合で沙羅を抜きトップに

2015年1月25日(日)オーベルストドルフ(GER)HS106/k95

① ダニエラ・イラシュコ・シュトルツ(AUT) 234.3pt(97.5m 89.5m)
② カリーナ・フォークト(GER) 233.7pt(96.5m 91.0m)
③ テイラー・ヘンリック(CAN) 228.6pt(93.0m 95.5m)

5 高梨 沙羅(クラレ) 223.1pt(90.0m 90.5m)
10 伊藤 有希(土屋ホーム) 192.2pt(80.5m 89.5m)
14 勢藤 優花(旭川龍谷高校) 182.7pt(84.0m 82.0m)
21 岩渕 香里(松本大学) 176.4pt(82.0m 83.5m)

予選不通過 山田 優梨菜(白馬高校)

 



最後に飛んだイラシュコは首をひねる。
カレントリーダーのフォークトとの微妙な争い。
コーチは勝利を確信したようだがイラシュコは半信半疑。
結果は、わずか0.6pt差でイラシュコの勝利。
これでイラシュコ・シュトルツはカップ・スタンディングでトップに躍り出た。

 

総合トップから陥落した沙羅はビンディングがしっくりきていないらしく自ら「迷走中」と。
試合数の少ない今季は残りあと7戦。世界選手権まではあと6戦。
沙羅のたぐいまれなる修正力に期待したい。

 

個人的には沙羅よりも有希の方が心配かな。
このあたりの順位が定位置になってしまっているからね。
本来は常に表彰台争いを繰り広げ、今季中に初優勝・・・ という青写真だったはず。
沙羅のように原因がはっきりしているのならまだいいんだけど・・・