スキージャンプFISグランプリ2025男子個人第8戦バルディフィエンメ

安定感が光る小林陵侑が今季グランプリ初優勝 二階堂蓮は4位

8th Grand Prix Competition
  • 2025年9月20日(土)
  • バルディフィエンメ(ITA)
  • Large Hill Individual
  • HS143/K128

Official Results

1  小林 陵侑(TEAM ROY) 280.2pt
2  マニュエル・フェットナー(AUT) 270.8pt
3  フィリップ・ライムント(GER) 269.6pt
 
4  二階堂 蓮(日本ビールスキー部) 268.8pt
8  中村 直幹(Flying Laboratory SC) 265.7pt
16  小林 朔太郎(雪印メグミルクスキー部) 260.9pt
35  佐藤 幸椰(雪印メグミルクスキー部) 120.7pt

予選リザルト 本戦リザルト


小林陵侑が今季グランプリ(GP)初優勝。
1本目でシュテファン・クラフト(AUT)に0.6pt差でトップに立つと、2本目はやや混戦となるなか悠然と勝利した。
GPでの勝利は2021クリンゲンタール以来となる4年ぶり6勝目。

ノーマルヒルでは56位とさっぱりだったマニュエル・フェットナーが、1本目9位から2位表彰台をゲット。
今やドイツのエースともいえるフィリップ・ライムントが、今季3度目となる表彰台。

二階堂蓮は、1本目を4位で折り返し今季2度目の表彰台が期待されたが、ライムントに対し0.8pt足りなかった。

風の影響が随所に見られ、2本の順位に乖離がある選手が目立つ。
1本目2位だったクラフトは、2本目13位で結果は6位。
3位だったオルトナーは、2本目16位で結果は13位。
4位だった小林朔太郎は、2本目18位で結果は16位。

一方、25位だった中村直幹は、2本目2位で結果は8位。
18位だったドメン・プレヴツは、2本目4位で結果は9位。

また、ノーマルヒルで優勝したヘールは、予選でトップとなるも11位。
2位だったチョフェニックは7位。
やはり、全体的に一筋縄ではいかないプレダッツォ。

まぁ、それだけにノーマルとラージの両方で表彰台に立った小林陵侑の安定感が光る。

なお、GP総合トップのニクラス・バッハリンガーがスーツの違反で失格となりノーポイント。
総合2位の小林朔太郎が15ptの差を詰め、残り3試合で現在45pt差。

GP総合順位