スキージャンプFISグランプリ2023男子個人第6戦ルシュノフ

ゾグラフスキーが3勝目 イムホフ初表彰台 内藤智文は表彰台に絡む6位

2023年9月24日(日)ルシュノフ(ROU)HS97/K90

6th Grand Prix Competition

1  ウラジミール・ゾグラフスキ―(BUL) 252.0pt
2  グレゴール・デシュバンデン(SUI) 251.1pt
3  レモ・イムホフ(SUI) 235.3pt
 
4  二階堂 蓮(日本ビールスキー部) 233.2pt
6  内藤 智文(山形県スポーツ協会) 232.2pt
7  佐藤 慧一(雪印メグミルクスキー部) 225.4pt
14  竹内 択(team taku) 217.4pt
15  小林 潤志郎(雪印メグミルクスキー部) 217.3pt
29  山元 豪(ダイチ) 201.4pt

リザルト


第2戦クーシュベルでWC・GPを通じて初勝利を挙げたゾグラフスキーが3勝目。
前日はこの夏初めて表彰台を逃したが、それでも6位。
好調さは変わらず、総合順位でもトップをキープし続けている。

2位は前日の勝者デシュバンデン。ゾグラフスキーとの差はわずかに0.9pt。
前日、自己最高位の4位だったレモ・イムホフが初表彰台。

この2日間、ルシュノフは難しい風が吹き1本目と2本目との順位の乖離も大きい。
この日に関しては、内藤智文、佐藤慧一、小林潤志郎にそれが顕著に現れた。

そんな条件下でも、内藤は1本目で表彰台争いに絡む4位で、結果は前日に更新した自己最高位を2つアップ。
昨季からなかなか調子が上がらずにいた佐藤は、GPとしては2019白馬での2試合連続表彰台以来のシングル。
潤志郎は2試合連続で1本目29位から大きく捲って見せた。

COCの表彰台により内藤がGPの枠を1つ増やしたことと、小林陵侑と中村直幹がスキップしたことでルシュノフの切符をつかんだ山元豪は、そのチャンスを見事に活かし2ポイントを獲得。
WCとGPのポイントは、たとえ1ポイントでもいいから獲るのと獲らないのとでは人生が変わるといっていいほどの差がある。ここで獲ったポイントがきっと活きるはず。

GPは残すところヒンツェンバッハとクリンゲンタール。一線級のジャンパー達が参戦することになるはず。
小林陵侑と中村直幹も参戦予定だ。

GP総合