ヴェリンガーが今季2勝目 イエラルは勝利に僅差で迫る2位
2023年2月18日(土) ルシュノフ(ROU)HS97/K90
27th World Cup Competition
1 | アンドレアス・ヴェリンガー(GER) | 240.4pt |
2 | ジガ・イエラル(SLO) | 240.2pt |
3 | カール・ガイガー(GER) | 237.9pt |
22 | 佐藤 慧一(雪印メグミルクスキー部) | 207.6pt |
40 | 竹内 択(team taku) | 85.4pt |
世界選手権を目前に控えトップ選手の多くがこの遠征をスキップ。
前の週がアメリカ遠征だったことや、ここでは個人戦は1試合しか組まれていないことなど、まるでスキップしてくださいと言わんばかり。FISはなぜこのようなスケジュールを組んだのか。
こんな試合ではスキップせずに参戦した国や選手に報われて欲しいと思えてくる。
その意味からはベストメンバーを送り込んできたドイツ勢がトップ6に5人並んだことは喜ばしい。
ヴェリンガーは今季2勝目で3試合連続の表彰台。
ガイガーは第5戦ティティゼー-ノイシュタット以来となる今季2度目の表彰台。
4位にマルクス・アイゼンビヒラー、5位に自己最高位のフィリップ・ライムント、6位に今季最高位のコンスタンチン・シュミットと続く。
イエラルの2位も喜ばしい。
スロベニアも主力はすべてスキップしたがイエラルは参戦。そして、トップに0.2pt差に迫る優勝争いを演じた。
今季初、自身4度目の表彰台。
自己最高位を一気に9更新した7位のドミニク・ペーター(SUI)、今季初のシングル9位のアレックス・インサム(ITA)、初出場でいきなりトップ10のヨナス・シュスター(AUT)も喜ばしい。
日本勢は竹内択と佐藤慧一のみが参戦。
竹内は得意のノーマルヒルだったが残念ながらノーポイント。
慧一は22位で今季3度目のポイント獲得。