サンピラー国体記念第16回サマージャンプ大会

竹内択 ヒルレコードでV 丸山希 試技から他を圧倒

2018年7月29日(日) 名寄市 名寄ビヤシリシャンツェ HS100/K90 

 

 

女子組(ゲート1本目25、2本目24) 

 丸山 希(明治大学)  233.5pt  94.0m  93.5m
 岩佐 明香(日本大学)  220.5pt  89.5m  93.0m
 五十嵐 彩佳(札幌大学)  203.5pt  88.0m  86.5m
 
4  茂野 美咲(CHINTAIスキークラブ)  193.5pt  87.5m  79.0m
5  成田 楓(小坂町スキークラブ)  185.0pt  84.0m  80.5m
6  久保田 真知子(飯山高校)  182.0pt  83.5m  79.5m
7  宮﨑 彩音(飯山高校) 179.0pt 82.0m 79.5m
8  池田 光希(上川ジャンプ少年団) 167.5pt 80.0m 74.5m

リザルト

男子組(ゲート1本目13、2本目12)

 竹内 択(北野建設スキー部)  252.0pt  101.0m  90.0m
 内藤 智文(古河市スキー協会)  234.0pt  97.5m  86.5m
 伊東 大貴(雪印メグミルクスキー部)  229.0pt  93.5m  87.5m
 
 小林 陵侑(土屋ホーム)  226.5pt  89.5m  91.5m
 渡部 弘晃(東京美装グループスキー部)  222.0pt  90.5m  89.0m
 作山 憲斗(北野建設スキー部)  220.5pt  91.0m  88.0m
7  佐藤 慧一(雪印メグミルクスキー部) 219.0pt 86.0m 91.5m
8  栃本 翔平(雪印メグミルクスキー部) 216.5pt 97.5m 78.5m
9  葛西 紀明(土屋ホーム) 211.5pt 92.0m 82.0m
10  山田 勇也(ナレッジエクスポート) 207.5pt 90.0m 82.0m

リザルト

 


 

GP遠征中の小林潤志郎を除いてAチームが揃った中で内藤智文が2位となった。
1本目で97.5mを飛び勝機はあったかに見えたが、夏冬通じてのヒルレコード更新となる101.0mを繰り出した竹内択が立ちふさがる。
2本目は風のいたずらもあったか86.5mと距離を伸ばせず、しっかりとK点に届いた竹内に引き離されてしまった。

 

伊東大貴、小林陵侑、そして葛西紀明を従えての堂々たる2位だ。
でも思う。これほど結果を残している選手がなぜ強化指定を得られないのかと。
強化指定の選考基準もWC・GPの選考基準も、国内戦の結果は全日本選手権以外は反映されないということなのかね?

 

竹内択は大会連覇。
それにしてもヒルサイズ100.0mのこの台でヒルレコード101.0mとは、名寄の運営は大倉山と違って随分と自制が効いてるね。
伊東大貴は昨年と同じく3位。
ベスト体重まで絞り切れていないらしい葛西紀明は9位。

 

女子は丸山希が試技から大ジャンプを連発して他を圧倒した。
これで丸山はGP遠征に大きく近づいた。女子はこの日の試合とこの後の宮の森での2試合の結果等がGP派遣選考に反映されるらしい。

 

それにしても丸山は見事だった。
女子のK点オーバーは丸山と岩佐明香のみ。丸山はそれを2本揃えた。
この春、野沢温泉中学校から飯山高校に進んだばかりの久保田真知子と宮﨑彩音の入賞も見事なら、前日の朝日レディース5位に続いて連続入賞となった中学生の池田光希も見事。

 

女子組


① 丸山 希(明治大学)

 


② 岩佐 明香(日本大学)

 


③ 五十嵐 彩佳(札幌大学)

 


4 茂野 美咲(CHINTAIスキークラブ)

 


5 成田 楓(小坂町スキークラブ)

 


6 久保田 真知子(飯山高校)

 


7 宮﨑 彩音(飯山高校)

 


8 池田 光希(上川ジャンプ少年団)

 

男子組


① 竹内 択(北野建設スキー部)

 


② 内藤 智文(古河市スキー協会)

 


③ 伊東 大貴(雪印メグミルクスキー部)

 


4 小林 陵侑(土屋ホーム)

 


5 渡部 弘晃(東京美装グループスキー部)

 


6 作山 憲斗(北野建設スキー部)

 


7 佐藤 慧一(雪印メグミルクスキー部)

 


8 栃本 翔平(雪印メグミルクスキー部)

 


9 葛西 紀明(土屋ホーム)

 


10 山田 勇也(ナレッジエクスポート)

 

表彰式


岩佐、丸山、五十嵐

 


茂野、成田、宮﨑、池田

 


女子組最長不倒賞 丸山 希(94.0m)

 


内藤、竹内、伊東

 


小林、渡部、作山、佐藤、栃本、葛西、山田

 


男子組最長不倒賞 竹内 択(101.0m)

 


 

この大会は、少年組の設定がないんだけれど、5名の高校生が2本目進出の30人に残っているので紹介したい。
みんな、日本ジャンプ界の将来を担う期待の星。

 


11 竹花 大松(東海大学付属札幌高校)

 


12 藤田 慎之介(東海大学付属札幌高校)

 


17 二階堂 蓮(下川商業高校) 

 


19 工藤 漱太(下川商業高校)

 


24 谷地 宙(盛岡中央高校)

 


 

試技と1本目を撮影にあて、2本目は観戦に集中するのがいつもの私のスタイル。
うまく撮れなかった選手についてのみ2本目も撮ることがあるのだが、この日ばかりはあまりの暑さに「もういいや」と妥協した。

 

前日の朝日三望台も暑かったけど、この日の名寄ピヤシリはさらに暑かった。
なんでもこの日の名寄の最高気温は34℃だったらしい。
2本目はカメラに触れることなく観戦に集中していたのだが、不思議なことに尋常じゃない暑さの中、何度か強烈な眠気に襲われた。

 

2本目は風待ちのため試合進行が途切れがち。昨年あった女性MCによる場内実況が今年は無かったこともあって、風待ちの間は音も動きもない。だから眠いのだと思っていたんだけれど・・・
後で知ったが、熱中症がひどくなると眠気を感じるらしい。で、そのまま意識を失い、気づいたら救急車の中なんてこともあるというから恐ろしい。

 

水分も取っていたし、吉田病院様ご提供の冷麦もカキ氷も甘酒も頂いて自分なりにケアしていたつもり。
逆に、それで腹いっぱいになりすぎたことが眠気の原因?
いずれにしても、その後は何事もなく、表彰式までたっぷり楽しんで帰ってきたけどね。