第22回全日本ジュニア&レディースサマージャンプ朝日大会 中学生・女子編

岩佐明香 接戦を制する 中学男子は平田悠理がV

2018年7月28日(土) 士別市 朝日三望台シャンツェ ミディアムヒルHS68/K60 

 

 

女子の部(ゲート1本目27、2本目28) 

 岩佐 明香(日本大学)  211.2pt  57.5m  58.0m
 茂野 美咲(CHINTAIスキークラブ)  207.1pt  56.0m  58.0m
 鴨田 鮎華(下川商業高校)  200.3pt  54.0m  58.0m
 
4  御家瀬 恋(イトイ産業)  199.1pt  56.0m  55.5m
5  池田 光希(上川中学校)  198.4pt  56.0m  55.0m
6  葛西 優奈(札幌ジャンプ少年団)  193.1pt  52.0m  57.0m

リザルト

中学生の部(ゲート1本目27、2本目27)

 平田 悠理(小谷中学校)  221.5pt  59.0m  61.0m
 湯瀬 一磨(鹿角ジャンプ少年団)  214.1pt  57.5m  59.0m
 中村 正幹(札幌ジャンプ少年団)  211.2pt  58.5m  57.0m
 
 桑田 匠(金木中学校)  201.8pt  55.0m  57.0m
 鈴木 寛太(小谷中学校)  197.4pt  55.0m  56.0m
 辻 創太(札幌ジャンプ少年団)  193.8pt  55.5m  54.0m

リザルト

 


 

大会5連覇の懸かっていた高梨沙羅がGP遠征の為2013年以来5年ぶりに欠場。
同じくGP遠征中の伊藤有希、岩渕香里、勢藤優花をはじめ、小林諭果、丸山希といった上位陣も出場せず。
しかし、これが逆に女子の部を面白くした。

 

下川商の在校生と卒業生による表彰台争いは僅か1.2pt差のきわどい勝負となり、更にはふたりの中学生が見事入賞を果たした。
そしてトップ争いは、遠征メンバー入りに向けて負けられない二人が真っ向勝負。
4.1pt差をひっくり返そうと岩佐明香に挑んだ茂野美咲が同ポイントで食らいついた2本目はとても見ごたえがあった。

 

中学生の部の平田悠理は、木曜のクラレカップに続き朝日大会2勝目。
今年2月の全中の覇者でもあるけど、力をつけてきた印象がある。
でも何よりも驚いたのは新1年生の湯瀬一磨の2位表彰台!

 

そして、同点9位となった新1年生の坂野旭飛と成田絆もスゴイ!
特に、この日は旭飛くんのミディアムヒル・デビューを一番の楽しみに現地に向かったのでこの結果には大満足。
旭飛くんは、助走スピードの割には空中でのスピードがあって凄さを感じさせる。

 

女子の部


① 岩佐 明香(日本大学)

 


② 茂野 美咲(CHINTAIスキークラブ)

 


③ 鴨田 鮎華(下川商業高校)

 


4 御家瀬 恋(イトイ産業)

 


5 池田 光希(上川中学校)

 


6 葛西 優奈(札幌ジャンプ少年団)

 

中学生の部


① 平田 悠理(小谷中学校)

 


② 湯瀬 一磨(鹿角ジャンプ少年団)

 


③ 中村 正幹(札幌ジャンプ少年団)

 


4 桑田 匠(金木中学校)

 


5 鈴木 寛太(小谷中学校)

 


6 辻 創太(札幌ジャンプ少年団)

 

表彰式

 


湯瀬、平田、中村

 


桑田、鈴木、辻

 


茂野、岩佐、鴨田

 


御家瀬、池田、葛西

 

 

昨年、中学生の部と女子の部の順番が入れ替わったことを喜んだけれど、今年はまた元に戻っちゃった。

特筆すべきは、今大会から中学生の部と女子の部の順番が入れ替わったこと。2015年第19回大会の時に、「女子の部の2本目が終わってから中学の部の2本目が始まるのだが、女子の部を観て帰っちゃう観客がちらほら。そこで、女子の部と中学生の部の順番を逆にしてはどうだろうか?」と、頑張っている中学生たちの為に当ブログで提言したことがあった。(こちら
そのおかげということでは決してないのだろうけど、ようやく理想の形になったように思う

今年は遠征組が不在なので、女子だけ観て帰っちゃう観客は居なかったように見えたけれど、それでもやはりシニアも出ている女子の部を最後にするのが自然な形のように思える。

 

 

熱中症リスクへの対策として、全部門で試技をキャンセルし、前倒しで1本目をスタートさせたこともあって12時前に試合は終わった。
リザルトによると2本目の開始時の気温は29.8℃。体感的にその後もグングンと気温が上昇しているように感じられた。
事実、朝日町のこの日の最高気温は33.1℃。やはり試技をキャンセルしたのは大英断だった。

 

 

ところで、茂野のメットがチンタイガーになったね。