2015/16 FISスキージャンプワールドカップ男子個人第13戦ザコパネ

小林陵侑が鮮烈なるWC個人戦デビュー クラフトが今季初優勝

2016年1月24日(日) ザコパネ(POL)HS134/K120

① シュテファン・クラフト(AUT) 307.3pt(133.0m 133.0m)
② ミハエル・ハイベック(AUT) 299.8pt(130.5m 138.0m)
③ ぺテル・プレヴツ(SLO) 296.7pt(140.0m 125.0m)

7 小林 陵侑(土屋ホームスキー部) 275.8pt(131.5m 129.5m)

31 伊藤 謙司郎(雪印メグミルクスキー部) 126.1pt(122.0m)
35 原田 侑武(雪印メグミルクスキー部) 124.7pt(122.0m)

予選不通過 作山 憲斗(北野建設スキー部)
予選不通過 清水 礼留飛(雪印メグミルクスキー部)

 


 

WCデビュー戦となる前日の団体戦でも日本の2本目進出に大貢献した小林陵侑。
WC個人戦でも鮮烈なデビューを飾った。
いきなりのシングル。
ストッフ、コウデルカ、アマン、ファンネメル…といった優勝経験者よりも上位の7位。
これ以上はない最高のデビュー戦。

 

勝ったのは昨年3月のラハティ大会以来となるクラフト。
今季初優勝にして初表彰台。
ハイベックは今季4度目となる2位。
以前も書いたけどハイベックってホントに2位と3位が多い。
褒めてるのではなくて勝ちきれないことへの嘆き。
4連勝のあと3位となったプレヴツではあるが、それでも今季13戦で12度目の表彰台。
なお、総合2位のフロイントは椎間板ヘルニアで欠場。
札幌大会はどうなる?

 

小林陵侑は元々才能豊かな選手ではあったけど、土屋ホームに入って一気に磨きがかかった。
伊藤有希もそうだったけど、土屋って(あるいは葛西って)若い選手を育てるのが上手いんだと思う。
今回の陵侑の活躍を見て一番ワクワクしているのは伊藤将充だったりして。
来年の今頃は自分も・・・ってね。
陵侑と将充は札幌大会に選出された。
大いに暴れてもらいたい。

 

小林陵侑

2012.8.5大倉山サマー 盛岡中央高校1年生の時の小林陵侑