ノルウェーのベルタが金メダル 竹内5位 葛西は2本目に進めず
2015年2月21日(土)ファルン(SWE)HS100/k90
金 ルネ・ベルタ(NOR) 252.7pt(95.5m 95.5m)
銀 セヴェリン・フロイント(GER) 252.3pt(95.5m 96.0m)
銅 シュテファン・クラフト(AUT) 248.3pt(95.0m 95.0m)
5 竹内 択(北野建設) 241.6pt(93.0m 93.0m)
12 伊東 大貴(雪印メグミルク) 225.3pt(91.0m 89.0m)
25 小林 潤志郎(雪印メグミルク) 214.3pt(89.5m 89.0m)
35 葛西 紀明(土屋ホーム) 100.9pt(86.5m)
2本目を最後に飛び終えたベルタは派手なアクションで両の拳を天に突き上げた。
勝利を確信してのことか?
しかし、飛距離は微妙。
この大会ではto beatのラインはバーチャルではなくリアル。
なので、ベルタ自身、飛距離が足りてないことは目視できていたはず。
結果はわずかに0.4pt差の勝利。
いゃ~、ぬか喜びにならなくてよかったね。
ベルタはWC未勝利の選手。
今シーズンはヴィリンゲンでの2位が最高位。
4位2回など細かくポイントを積み上げて総合10位につけてはいる。
でも、この勝利を予測できた人はいなかったでしょうね。
フラワーセレモニーで涙をこらえる姿が印象的。
おめでとう。
竹内択は得意とするNHで5位。2本とも綺麗で力強い飛躍だったように思う。
伊東大貴と小林潤志郎は、ほぼ定位置の順位で終わってしまった。
そして、葛西紀明・・・
飛び出しから、というより助走からなんだかおかしかったよね。
ここ2シーズン、トップ10内が当たり前になっていただけにこの結果はさすがにショックだ。
ただ、プレヴツ、アマン、ストッフ、ファンネメル、シュリーレンツァウアー等も優勝争いには全くからめなかった。
数値では見えない風のいたずらもあっただろうと想像できるし、普段飛ぶ機会のないNHでは何が起こるかわからないということだったということで、あまり悲観することもないのかもしれない。
NHはもう1試合ある。
私の予想に反して葛西がエントリーされた。
ここで同じ失敗をしてしまったらLHに向けて致命傷となりかねない。
暗雲を吹き飛ばす活躍を期待したい。