日本勢がダブル表彰台 中村直幹2位、二階堂蓮3位 ドメン・プレヴツ今季8勝目

Official Results
| 1 | ドメン・プレヴツ(SLO) | 285.7pt |
| 2 | 中村 直幹(Flying Laboratory SC) | 263.6pt |
| 3 | 二階堂 蓮(日本ビールスキー部) | 257.6pt |
| 5 | 小林 陵侑(TEAM ROY) | 256.0pt |
| 16 | 佐藤 幸椰(雪印メグミルクスキー部) | 232.4pt |
| 22 | 内藤 智文(山形市役所) | 220.3pt |
| 28 | 小林 朔太郎(雪印メグミルクスキー部) | 212.3pt |
| 30 | 佐藤 慧一(雪印メグミルクスキー部) | 209.2pt |
| 32 | 山元 豪(ダイチ) | 100.0pt |
| 葛西 紀明(土屋ホームスキー部) | 予選55位 | |
| 小林 潤志郎(Wynn.) | 予選失格 | |
ワールドカップ(WC)札幌大会が五輪シーズンに開催されるのは2013/14以来のこと。
その時にはトップ10内の選手で来日してくれたのはペテル・プレヴツだけだった。
けれど今回は、五輪直前期とは思えないほど、各国ほぼベストメンバーが揃った。
そんな中で日本勢が躍進。
中村直幹が2022/23ルカでの3位以来3シーズンぶり2度目の表彰台となる自己最高位2位。
4日前に結婚を発表したばかりの二階堂蓮が今季・通算5回目の表彰台となる3位。
1本目はいつもの向かい風だったのに対して、2本目は1m/s前後の追い風が吹く難しいコンデション。
1本目の上位勢が2本目で順位を落としていく中、中村直幹は4位から、二階堂蓮は8位からそれぞれ順位を上げて見せた。
二人とも大倉山の特徴がよくわかっていたという趣旨のコメントを試合後に残している。
勝手知ったる大倉山で自信をもって臨めたということだろうか。
予選でトップだった小林陵侑は、1本目10位と出遅れたが2本目は3位の得点で5位。
この日は主役の座を同期と後輩に譲った形だが、2018/19から札幌では毎年表彰台に登ってきている陵侑のこと。このままでは終われない。
(※2020/21と2021/22は開催なし)
2019/20にここで優勝している佐藤幸椰が16位。
内藤智文は札幌大会で初めて2本目に進出して22位。
小林朔太郎は7試合ぶりのポイント獲得となる28位。
佐藤慧一は今季WC初出場で30位となり貴重な1ポイントを獲得。
WC札幌大会での日本勢のタブル表彰台は、2005/06に伊東大貴が2位に、岡部孝信が3位になって以来のこと。さらに、7名もの選手がポイントを獲得したのは2018/19以来のこと。今季の日本チームが、チーム全体として高いレベルにあることを示した試合だったと言える。
集まった多くの日本のジャンプファンにとって、この上なく楽しく満足度の高い試合だったことは間違いないだろう。
なお、この日の結果により、二階堂蓮はザコパネでアンツェ・ラニセクに入れ替わられたWC総合3位の座を取り戻している。
Top10 & Team Japan















日本勢の躍進をものともせずに強さを見せつけたドメン・プレヴツ。
1本目こそヤン・ヘールの後塵を拝す2位だったが、そのヘールが2本目で11位の得点となってしまったことも手伝って、2位に22.1ptもの差をつけて圧勝した。
プレヴツは今季8勝目。
通算18勝目だが、そのうち二つが今回と2023/24の札幌。
ヘールは何とか4位に留まった。
オーストリアは6位にエンバッハ―、7位にフェットナー、8位にチョフェニック、9位にクラフトと、表彰台こそ逃したがトップ10に5名が入るという好結果。
この日の試合は日本vsオーストリアvsプレヴツの図式だったと言える。
表彰式




日本勢が躍進した陰で、3人の選手が涙をのんだ。
スペシャルジャンプとしてはWC初出場となった山元豪が32位で惜しくも2本目に残れず、葛西紀明は予選を通過できず、小林潤志郎は予選でブーツの違反により失格となってしまった。
日曜に期待
ピックアップ ギャラリー
オリンピック直前期。しかも、翌週にはオーベルストドルフでのフライング世界選手権も控えている。
そんな難しい時期に58名もの選手が来日してくれた。
中でも、2014/15に大倉山で勝利を挙げたことのあるロマン・コウデルカが、今季ベストの17位となったことがとてもうれしい。
そんなコウデルカをはじめとして、遠い遠いSapporoまで遥々やってきてくれた海外選手たちに敬意を表し、下手な写真ではあるが例によって何人かをピックアップ。













