第34回全日本サマージャンプ朝日大会

2014年7月13日(日)  士別市 朝日三望台シャンツェ ミディアムヒル HS68

駐車場に誘導員。
はて? 昨年は沙羅ちゃんフィーバーで混雑したから近隣から苦情でも出たのかな?

会場に飲食の出店。
今までも無料のかき氷はあったけど、それが有料になり、さらにフランクフルトやフライドポテト、何とビールまで販売している。

赤いTシャツの一団。
せわしなく会場を動き回っている。

そして、こいつ・・・


じゃんぷん

いったいこれは・・・?

何でも、今年から【朝日スキーイベント実行委員会】なるものが組織され大会を運営し始めたのだそうだ。
赤いTシャツの一団はその実行委員会のメンバー。
で、謎のゆるきゃらは、この日が初お披露目となった朝日町のキャラクター「ジャンプん」
横にいるのは実行委員長とのこと。

朝日町やるじゃない!
前から思ってたんだよなぁ。もうちょっと商売っ気あってもいいんじゃないかって。
商売っ気というよりは、大会を盛り上げる演出がね。

手作り感満載ではあったし、場内アナウンスが何度か選手の名前を間違ったり、「ジャンプん」が士別市長に「ジャンプくん」と紹介されたりもしていたけど、それら全てが逆にほほえましくて好感が持てました。

試技開始直前まで降っていた雨のせいもあってか、あるいは葛西紀明と高梨沙羅が欠場とあってか、観客もマスコミも入りはいまいちだったのが残念だったなぁ。


伊藤有希など土屋ホーム勢は海外合宿のため欠場。
伊東大貴はひざの調子が戻らず欠場。
女子の数名が海外遠征で欠場。
多くのベテランが去り、新たな時代の幕開けとなるサマーシーズンがいよいよ開幕!

 

女子の部
渡瀬あゆみ
優勝 渡瀬 あゆみ (サッポロスキッド) 215.8


山口瑞貴
2位 山口 瑞貴 (札幌大学) 214.8


茂野美咲
3位 茂野 美咲 (CHINTAIライズJC) 209.3


丸山純
4位 丸山 純 (東海大学) 192.3


平山友梨香
5位 平山 友梨香 (北翔大学SC) 186.6


五十嵐彩佳
6位 五十嵐 彩佳 (下川ジャンプ少年団) 183.9

 

少年の部
中村直幹
優勝 中村 直幹 (東海大学付属第四高校) 224.8


岩佐勇研
2位 岩佐 勇研 (札幌ジャンプスポーツ少年団) 213.4


伊藤将充
3位 伊藤 将充 (下川商業高校) 205.4


佐藤慧一
4位 佐藤 慧一 (下川商業高校) 201.8


古賀極
5位 古賀 極 (東海大学付属第四高校) 184.9


和田全功
6位 和田 全功 (余市紅志高校) 183.0

 

成年の部
鈴木翔
優勝 鈴木 翔 (水上SC) 234.2


細田将太郎
2位 細田 将太郎 (北翔大学SC) 232.9


清水礼留飛
3位 清水 礼留飛 (雪印メグミルク) 231.3


山田大禧
4位 山田 大禧 (長野市スキークラブ) 230.8


伊藤謙司郎
5位 伊藤 謙司郎 (雪印メグミルク) 228.4


原田侑武
6位 原田 侑武 (雪印メグミルク) 227.4

 

表彰式
表彰式
女子組  左から  2位 山口   優勝 渡瀬   3位 茂野


表彰式
女子組  左から  4位 丸山   5位 平山   6位 五十嵐


表彰式
少年組  左から  2位 岩佐   優勝 中村   3位 伊藤


表彰式
少年組  左から  4位 佐藤   5位 古賀   6位 和田


表彰式
成年組  左から  2位 細田   優勝 鈴木   3位 清水

 
表彰式
成年組  左から  細田   鈴木   清水   4位 山田   5位 伊藤   6位 原田

 

 

オーストリア フィラッハでのFISカップの結果 (7月12日、13日)
 岩佐 明香 (札幌日本大学高等学校) 10位 14位
 勢藤 優花 (旭川龍谷高等学校) 6位 -
 丸山 希 (飯山高等学校) 19位 13位
 渡邉 陽 (札幌日本大学高等学校) 24位 33位
 大井 栞 (札幌ジャンプスポーツ少年団) 11位 9位
 瀬川 芙美佳 (下川ジャンプ少年団) 23位 34位

12日 優勝 アルトハウス(ドイツ) 2位 ボガタイ(スロベニア) 3位 エルンスト(ドイツ)
13日 優勝 アルトハウス(ドイツ) 2位 エルンスト(ドイツ) 3位 マテル(フランス)


WC強豪選手がゴロゴロいる中でのこの成績は立派すぎる。

 

 

コメント

  1. 大井栞選手のシングル9位は凄い。確実に伸びてきてますね。高梨沙羅選手、伊藤有希選手に続く選手になると期待しています。W杯デビューが楽しみ。

  2. ヒンツェンバッハさん、毎度様です。

    今回の遠征は全員FISポイントゲットでまずはめでたしですね。
    女子の今夏は、サマグラもコンチも試合が少ないようなので、少ないチャンスをものにしてWC出場につなげていってほしいものです。

  3. ノルッキーさん、いつも楽しく情報量の多いブログを有難うございます。
    エルンスト、マヤ・ブティッツ、チホノワなど欧州勢は超若手の選手をどんどんWCをはじめとする国際大会に出場させています。日本はその点少し出遅れているような。
    ただ、そういう若い選手はまだ骨格などが成長段階なので無理させないように、怪我させないように特にも注意をはらってあげなければいけませんね。
    今夏サマグラ、コンチとも試合数が少ないのは女子ジャンプ界全体の問題としてちょっと心配です。
    女子ジャンプが一番盛り上がっているのは日本(WC総合1、3位がいる国なので)だと思うのでスポンサーがついてくれて日本開催で何試合かできるようになると嬉しいです。夏も海外の一流選手がぞくぞく日本に集結したら楽しいですね!

  4. ヒンツェンバッハさん、毎度様です。

    やはり欧州勢は地元の利があるのでしょう。
    日本からだと遠征費用が嵩みますからねぇ・・・
    今回、大井選手と瀬川選手はSAJ指定外での参戦ですから遠征費は全額自己負担だったのでは?

    資金力の乏しさが有能な若い選手の成長の妨げになっているのだとしたらこんなに悔しいことはありません。