イエロービブのペデルセンが快勝 日本勢最上位は葛西紀明の11位
STVカップ
1 | ロビン・ペデルセン(NOR) | 276.3pt |
2 | フランシスコ・メート(AUT) | 266.3pt |
3 | ダニエル・フーバー(AUT) | 264.3pt |
コンチネンタルカップ 第12戦
1 | ロビン・ペデルセン(NOR) | 276.3pt |
2 | フランシスコ・メート(AUT) | 266.3pt |
3 | ダニエル・フーバー(AUT) | 264.3pt |
11 | 葛西 紀明(土屋ホームスキー部) | 238.2pt |
13 | 佐藤 慧一(雪印メグミルクスキー部) | 237.5pt |
14 | 佐藤 幸椰(雪印メグミルクスキー部) | 236.2pt |
15 | 小林 朔太郎(草津スキークラブ) | 233.1pt |
26 | 内藤 智文(山形県スポーツ協会) | 211.5pt |
27 | 山元 豪(ダイチ) | 207.7pt |
31 | 藤田 慎之介(Farm Fujita) | 96.1pt |
33 | 坂野 旭飛(下川商業高校) | 85.6pt |
35 | 中村 正幹(雪印メグミルクスキー部) | 74.0pt |
36 | 西田 蓮太郎(下川商業高校) | 34.4pt |
葛西紀明が130mオーバーを2本揃えて11位となり日本勢最高位。
前日のHTBカップとこの日のSTVカップは、ワールドカップ(WC)の一つ下のカテゴリーであるコンチネンタルカップ(COC)を兼ねており、『選考基準』に則って選考された10名の選手がCOCにエントリーしている。
2日間で計3試合行われるCOC札幌大会の終了時点で、COCスタンディングの上位3名が2月に開催されるワールドカップ札幌大会の代表に選ばれることになる。
葛西紀明は、2試合連続で最高位となったことでWC札幌大会の代表入りにぐっと近づいた形だ。
日本勢2番手には13位の佐藤慧一、3番手に14位の佐藤幸椰、15位の小林朔太郎がこれに続いた。
前日は日本勢2番手だった内藤智文は26位と力を発揮できず、同じく山元豪も27位に沈んでしまった。
この時点での日本勢のCOCスタンディングは次のとおり。
このうち上位4名が、WC札幌大会の3つの枠を懸けてダブルヘッダーとなるCOC第3戦に臨むことになる。
- 葛西紀明 53pt
- 佐藤慧一 42pt
- 小林朔太郎 29pt(1↑)
- 内藤智文 25pt(1↓)
- 佐藤幸椰 19pt(2↑)
- 山元豪 13pt
- 坂野旭飛 10pt(2↓)
Top6 & Team Japan
※ ( )内の数字はSTVカップの順位
優勝したのはノルウェーのロビン・ペデルセン
WCには47回出場し最高位は2019/20リレハンメルでの5位。
2018/19オスロ団体戦でのノルウェーの優勝メンバーでもある。
COCでは通算9勝目。
今季は4勝目で、スタンディングでは2位ライトナーに200pt以上の差をつけてトップを走る。
また、2019年のSTVカップCOC札幌で2位になったことがある。
空中ではかなり大きく足を開き、これに伴ってテールがこれでもかと大きく開く。かなり特異な飛型だ。
スキーの裏面がかなり外を向くことになるので空中での効率はあまり良くないようにも思えるのだが、それでも勝っているので、ある意味規格外の選手。
表彰式後のインタビューに答える様は、落ち着きとインテリジェンスが感じられた。
今季のWCでは個人第4戦リレハンメルに出場し40位。何とか再びWCに上がってきてほしい選手だ。
2位は前日の優勝者であるメート。
3位は前日2位だったフーバー。
STBカップ 表彰式
コンチネンタルカップ 表彰式
ピックアップ ギャラリー
例年であればCOC札幌大会の翌週がWC札幌大会という日程。
でも今季はWCまで1ヵ月近く間隔があく。
今までだと、COCで来日した選手がそのままWCにもエントリーするケースもあったが、今季はそういうわけにはいかない。
そのせいか、今回のCOCは参加国も少なく、よってエントリーした選手も少ない。
そんな中にあって、遠い遠いSapporoまで遥々やってきてくれた海外選手たちに敬意を表し、下手な写真ではあるが例によって何人かをピックアップしてみた。
STVカップにのみエントリーした日本勢は16名。
その中の最上位は池田龍生の16位、鈴木翔が19位で続いた。
海外勢のエントリーが少なかったとはいえ、20位以内に入ったのは素晴らしい。特にスズショーは2日連続。
また、30位以内には、竹花大松(25位)、清水礼留飛(30位)が入った。
約2時間のインターバルを経て、14時からCOC札幌第3戦が始まる。