内藤智文 国内開幕3連勝 竹花大松 2年連続V
2018年1月6日(土) 札幌市 宮の森ジャンプ競技場 HS100/K90
少年組(ゲート1本目8、2本目7)
1 | 竹花 大松(東海大学付属札幌高校) | 203.5pt | 84.5m | 85.5m |
2 | 大井 駿(札幌日本大学高校) | 194.0pt | 84.0m | 82.5m |
3 | 西森 海翔(下川商業高校) | 190.5pt | 82.5m | 82.5m |
4 | 藤田 慎之介(東海大学付属札幌高校) | 189.5pt | 84.5m | 80.0m |
5 | 斉藤 祐輝(東海大学付属札幌高校) | 186.5pt | 79.0m | 84.0m |
6 | 佐藤 友星(下川商業高校) | 177.0pt | 80.0m | 79.0m |
成年組(ゲート1本目8、2本目7)
1 | 内藤 智文(古河市スキー協会) | 256.5pt | 97.5m | 97.0m |
2 | 渡部 弘晃(東京美装グループスキー部) | 255.5pt | 96.0m | 97.5m |
3 | 栃本 翔平(雪印メグミルクスキー部) | 248.5pt | 96.5m | 93.5m |
4 | 佐藤 幸椰(雪印メグミルクスキー部) | 238.0pt | 96.0m | 89.5m |
5 | 山田 勇也(ナレッジエクスポート) | 234.5pt | 94.0m | 91.5m |
6 | 伊藤 将充(土屋ホームスキー部) | 231.0pt | 95.5m | 87.5m |
スポンサー・ロゴが一切入らないスーツが逆に誇らしげでさえある。
内藤智文については、昨夏の朝日大会でのシニア初優勝以降何度か取り上げさせてもらってきた。
夏に強いイメージがあったが、この冬の国内開幕戦となった12月の名寄ピヤシリ大会にも優勝し翌日の吉田杯にも勝利。
そしてここに、1.0pt差の接戦を制して国内開幕3連勝を飾ることとなった。
家族で作った「東京調布ジャンプ少年団」の一期生としてスキージャンプを始めた異色の存在。下川でのジャンプ留学を経て、東海大に進み今に至る。
現在は金属加工会社に勤務しながら企業チームなどに所属することなく活動しており、SAJの強化指定も受けていない。
なので、スーツには一切のスポンサー・ロゴが入っていないのだが、このようにがんばって成績を残した選手が公平・公正に評価されるようであって欲しいと心の底から願ってやまない。
少年組は、昨年のこの大会でジュニア組を制した竹花大松が2年連続の優勝。
優勝インタビューでは、「(岩佐)勇研くんも(二階堂)蓮くんもいないので、絶対に勝たなければいけないと思っていた」と語った。
確かにこの二人との勝負が見られなかったのは残念だけど、上級生たちを抑えての堂々たる優勝。
少年組
① 竹花 大松(東海大学付属札幌高校)
② 大井 駿(札幌日本大学高校)
③ 西森 海翔(下川商業高校)
4 藤田 慎之介(東海大学付属札幌高校)
5 斉藤 祐輝(東海大学付属札幌高校)
6 佐藤 友星(下川商業高校)
成年組
① 内藤 智文(古河市スキー協会)
② 渡部 弘晃(東京美装グループスキー部)
③ 栃本 翔平(雪印メグミルクスキー部)
4 佐藤 幸椰(雪印メグミルクスキー部)
5 山田 勇也(ナレッジエクスポート)
6 伊藤 将充(土屋ホームスキー部)
表彰式
少年組 大井、竹花、西森
少年組 藤田、斉藤、佐藤
少年組最長不倒賞 竹花 大松(85.5m)
成年組 渡部、内藤、栃本
成年組 佐藤、山田、伊藤
成年組最長不倒賞 山川 太朗(東海大学)(100.0m)
表彰式で名前を呼ばれて表彰台に向かう内藤智文がスキー板を手にしているのを見て「おや?」と思った。
表彰式で選手がスキー板をもって表彰台に上がるのは板に貼られたスポンサーや学校名のロゴを見せる為。(あるいは板メーカからスポンサードされている場合は板そのものを見せる為)
でも内藤のスキーには…
えっ?
そこにははっきりと、古河市がある茨城の「ゆめ国体」のステッカー。
表彰の時に何も貼っていないとサマにならないからと、お父様が手作りしたらしい。
泣ける。
毎年恒例の成人のお祝い
例年はHBCカップの際に行われるけど、今年は3月開催なのでこの試合で行われた。
相生 啓佑(日本大学)
佐藤 慧一(雪印メグミルクスキー部)
伊藤 将充(土屋ホームスキー部)
尾形 優也(東海大学)
村上 純人(法政大学)
重田 宙(日本大学)
渡部 大輝(明治大学)
渡邉 陽(東海大学)
みんな、おめでとう!
小林潤志郎は有言実行だね。
伊東大貴は自社の大会にも姿を見せずじまい。