スキージャンプFISワールドカップ2023/24女子個人第4戦エンゲルベルク

ニカ・プレヴツがワールドカップ初優勝 伊藤有希は7位

2023/24スキージャンプワールドカップ
4th World Cup Competition
  • 2023年12月16日(土)
  • エンゲルベルク(SUI)
  • HS140/K125

Official Results

1  ニカ・プレヴツ(SLO) 305.3pt
2  エマ・クリネツ(SLO) 302.7pt
3  エイリン‐マリア・クバンダル(NOR) 297.3pt
 
7  伊藤 有希(土屋ホームスキー部) 273.9pt
11  高梨 沙羅(クラレ) 257.8pt
28  丸山 希(北野建設SC) 214.7pt
29  勢藤 優花(北海道エネルギースキー部) 213.0pt
40  宮嶋 林湖(松本大学) 76.7pt
   一戸 くる実(CHINTAIスキークラブ) 予選41位

予選リザルト 本戦リザルト


ニカ・プレヴツがワールドカップ初優勝。
兄であるペテル、ドメンに続くプレヴツ家の3人目の優勝者であり、3人ともエンゲルベルクで優勝したことになる。

ラスト3人。
まずは2段下げを敢行したクバンダルが、このリクエストに成功しカレントリーダーに。
後続の二人に強烈なプレッシャーをかけた。

しかし、続くクリネツは飛距離では及ばなかったもののクバンダルの弱点である飛型点で大きく上回り逆転。
前日はテレマークで優勝を逃しているが同じ轍は踏まない。

そして、最後にニカ・プレヴツ。
緑のライン上のギリギリの争いとなったが、1本目の貯金が効いて逃げ切った。
「これが最後とならないことを祈っています」と語った18歳。どこか淡々とというか飄々としていて、さすがは王者ペテルの妹だ。

クリネツは2試合連続の表彰台。
クバンダルは今季2度目の3位。
イエロービブのパニエは今季初めて表彰台を逃す4位。
これまで9位が2回あったラウティオンアホが自己最高位となる5位。

日本勢の最上位は伊藤有希の7位。
パニエ、ルティトと並び、ここまでの4試合ですべてシングル順位を継続中。

勢藤優花が29位で今季初ポイント獲得。
宮嶋林湖が今季初めて予選を通過し40位。

WC総合順位

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