スキージャンプの結果を下手な写真でお伝えするブログです

2017/18 FISスキージャンプワールドカップ男子個人第7戦エンゲルベルク

フライターク今季3勝目 潤志郎5戦連続トップ10

2017年12月17日(日) エンゲルベルク(SUI)HS140/K125 

10th World Cup Competition 

① リヒャルト・フライターク(GER) 286.4pt(137.5m 135.0m)
② カミル・ストッフ(POL) 274.8pt(137.0m 133.0m)
③ シュテファン・クラフト(AUT) 274.7pt(137.0m 134.5m)

8 小林 潤志郎(雪印メグミルクスキー部) 265.4pt(137.5m 128.5m)
23 竹内 択(北野建設) 234.1pt(126.5m 125.5m)

48 葛西 紀明(土屋ホームスキー部) 87.8pt(112.5m)

失格 小林 陵侑(土屋ホームスキー部) SUIT
予選不通過 作山 憲斗(北野建設) 51位

予選リザルト
オフィシャル リザルト


 

小林潤志郎は1本目を2位で折り返した。
2戦連続、今季3度目の2位での折り返し。期待するなという方が無理だ。
ルカの1本目7位だってカレントリーダーとの差は5.9ptしかなかったし、ティティゼーーノイシュタットも2本目があれば当然期待しただろう。
つまり潤志郎は出場した5戦全てで、1本目が終了した時点で優勝の期待のかかる2本目を迎える状態にあったわけだ。
毎試合こんなにワクワクしながら2本目に臨めるなんて。眠い目をこすりながら起きている甲斐もあるというものだ。

 

前戦の記事で『潤志郎の力は認めるが、同時に不思議な運に守られているようにも感じられる。彼の前ではライバルたちは次々と自滅していくのだ』と書いた。
「自滅」は言い過ぎかもしれないけれど、潤志郎は優勝したヴィスワを除けば2本目はポイントを伸ばせていないにもかかわらず大きく順位を落とさずトップ10に残っているのは、1本目の貯金が効いたということももちろんあるけれど、ライバルたちも同じように伸ばせていないから。

 

 1本目2本目結果
ヴィスワ2位3位1位
ルカ7位12位10位
ノイシュタット4位中止4位
エンゲルベルク2位9位7位
エンゲルベルク2位12位8位

 

でも、この試合はちょっとこれまでの試合とは違うように感じられた。
条件が安定していたこともあってか、ここにきてやはり実力者たちはその実力を安定して発揮し始めた感じがしたから。どの選手たちも1本目と2本目の順位がそう変わらないのがその証左。つまり実力通りの結果が出た試合だったと言える。
対して、1本目か2本目で1桁順位に入った者のうち、大きく順位が変わったのはタンデ(21位→2位)、アマン(16位→8位)、プレヴツ(9位→17位)そして潤志郎(2位→12位)の4人だけ、2本目で落としたのはプレヴツと潤志郎だけ。

 

2本目のストエルネン以降のラスト10人はホントに見ごたえがあった。
その中にあって、失敗しちゃったのが前述の通りプレヴツと潤志郎。
特に優勝に手が届く位置から引きずりおろされることになってしまった潤志郎は、少し酷な言い方になってしまうけど、ラスト10人の中にあっては正直やや見劣りした気がしないでもない。

 

1本目の好成績をいかにして最終結果につなげるか―
帰国後にこの2試合を振り返って「緊張して焦ってしまった」と語った潤志郎。同時に、「心が鍛えられている」とも。課題ははっきりと見えているようだ。
出場5戦で優勝1回、全試合トップ10入り。スタンディング7位。立派すぎる成績。でもまだまだやれるはず。だから多くを求めてしまう。

 

役者が揃ったこの試合。
フライタークは今季3勝目。唯一の複数勝利者。
ストッフは今季3度目の表彰台。2度目の2位。
クラフトは今季3度目の表彰台。3度目の3位。
千両役者たちはジャンプ週間に向けて虎視眈々。

 

 

コメント