小林陵侑 今季初優勝で通算20勝の大台に乗せる
2021年11月27日(土) ルカ(FIN)HS142/K120
3rd World Cup Competition
1 | 小林 陵侑(土屋ホームスキー部) | 324.5pt |
2 | アンツェ・ラニセク(SLO) | 318.9pt |
3 | マルクス・アイゼンビヒラー(GER) | 304.4pt |
10 | 佐藤 幸椰(雪印メグミルクスキー部) | 265.0pt |
14 | 中村 直幹(Flying Laboratory SC) | 258.5pt |
34 | 伊東 大貴(雪印メグミルクスキー部) | 119.3pt |
41 | 佐藤 慧一(雪印メグミルクスキー部) | 107.4pt |
44 | 小林 潤志郎(雪印メグミルクスキー部) | 102.3pt |
小林陵侑の2本目は、踏み切った瞬間から勝利を確信させるような鮮やかなジャンプだった。
その陵侑に1.4pt差で1本目トップだったラニセクも、さすがに目の前でこれをやられると辛い。ラニセクの2本目も決して悪くはなかったが陵侑の2本目が凄すぎた。
小林陵侑は今季初勝利。WCでの通算勝利数を20の大台に乗せた。
グランネルがまさかの予選落ちを喫したこともあり、総合3位から2位に浮上。
首位ガイガーが5位だったことで、そのガイガーとの差は100ptから45ptに縮まった。
ラニセクはまたも勝利に届かなかった。
これで5度目の2位。
この日、同じスロベニアのクリネツが6度の2位に末に初勝利を果たした。
ラニセクに歓喜の瞬間が訪れるのはいつか?
アイゼンビヒラーは今季初表彰台。
好調なのかそうじゃないのかいまひとつ掴めないシュテファン・クラフトが4位。
今季怪我から復帰したキリアン・パイエルが前戦と同じく6位と健闘。
日本勢は佐藤幸椰が今季2度目の10位で3戦連続のポイント獲得。
一皮むけた感のある中村直幹は予選で4位、本戦1本目で9位と期待されたが、2本目は伸ばせず14位。
ところで、2本目でヤン・ヘールがビンディングに不具合があったのかゲートに着くのに手間取ったけど、同日に行われた女子の試合でもエバ・ピンケルニッヒに同様の場面が見られた。
オーストリアはビンディングに何らかの細工を施しているのかな?