2018/19 FISスキージャンプワールドカップ女子個人第21戦ニジニ・タギル

ルンビWC総合連覇 ザイファルト2勝目

2019年3月16日(土) ニジニ・タギル(RUS)HS97/K90 

24th World Cup Competition 

 ユリアーネ・ザイファルト(GER)  252.6pt  93.5m  100.0m
 マーレン・ルンビ(NOR)  245.5pt  90.5m  92.5m
 アンナ-オディヌ・ストローム(NOR)  233.9pt 89.0m  91.5m
 
8  伊藤 有希(土屋ホーム)  222.5pt  87.0m  90.0m
9  高梨 沙羅(クラレ)  221.6pt  87.0m  90.5m
19  丸山 希(明治大学)  204.2pt  84.5m  86.0m
24  勢藤 優花(北海道ハイテクアスリートクラブ)  190.7pt  77.5m 86.5m
34  岩渕 香里(北野建設)  81.5pt 76.0m  

予選リザルト オフィシャル リザルト


 

マーレン・ルンビがWC総合優勝を決めた。
この日5位以上に入ればよかったルンビは2位となり、3試合を残してタイトルを手にした。
2日前にトロンハイムで女子RAW AIRタイトルを獲得したばかり。その2週間前には世界選手権の金メダルも獲った。名実ともに現在世界最強の女子ジャンパー。
ルンビの総合優勝は2シーズン連続2度目。なお、これまで2連覇は2013/142016/17に高梨沙羅が2度果たしている。

 

その最強選手に100.0mの大飛躍を見せつけ逆転で優勝したザイファルト。
今季開幕戦リレハンメル以来となる通算2勝目。
今シーズンはザイファルトの参戦8年目の初勝利で幕を開けたが、それは決してフロックではなく、ここに2勝目を挙げ10度の表彰台で総合3位につけている。

28歳のザイファルトは、女子WCの最初の試合である2011/12リレハンメルから出場を続けている古参の一人で、これまでの最高位は5位(2014/15ルシュノフ、2014/15リュブノ、2017/18ルシュノフ)
ただし、記録を紐解くと2005/06シーズンのコンチネンタルカップでいくつかの勝利を挙げ総合5位に入り、その年のジュニア世界選手権で金メダルに輝いているなど、若くしてその才能を発揮した選手でもある。ちなみに、2011/12に女子WCが開催されるようになるまでは、コンチネンタルカップが最高位の大会だった。

WCが始まって以降は、成績の浮き沈みを繰り返して来たが、昨季は自己最高となる総合12位となり上り調子にはあった。

しかし、まさか勝てるとは。
SNSで見せる妖艶な姿のせいもあってかネタキャラ扱いされることも多かった選手ではあるが、その裏でしっかりと努力を怠らず技術を磨いていたようだ。
参戦8シーズン目。実に84戦目の初勝利。
そういう選手が勝てたことがとてもうれしい。

2018/19 FISスキージャンプワールドカップ女子個人第1戦リレハンメル

 

なお、ニジニ・タギルでの2戦と翌週のチャイコフスキーの2戦はロシアツアー・ブルーバードと銘打たれ4試合の合計でタイトルが争われる。

 

WC総合順位