ドイツ圧勝 日本は初めて表彰台を逃す
2019年2月9日(土) リュブノ(SLO)HS94/K85
17th World Cup Competition
1 | ドイツ | 1001.3pt | 498.4pt 1位 | 502.9pt 1位 |
フォークト、ルプレヒト、ザイファルト、アルトハウス | ||||
2 | スロベニア | 975.9pt | 485.4pt 2位 | 490.5pt 2位 |
ブレシル、ロゲリ、クリジュナル、ボガタイ | ||||
3 | オーストリア | 936.9pt | 470.7pt 4位 | 466.2pt 3位 |
ザイフリーズベルガー、エダ―、ヘルツル、ピンケルニッヒ | ||||
4 | 日 本 | 934.3pt | 472.9pt 3位 | 461.4pt 4位 |
丸山 希、勢藤 優花、伊藤 有希、高梨 沙羅 | ||||
5 | ロシア | 914.6pt | 457.1pt 6位 | 457.5pt 5位 |
6 | ノルウェー | 909.9pt | 464.9pt 5位 | 445.0pt 6位 |
7 | フランス | 838.0pt | 432.9pt 7位 | 405.1pt 7位 |
8 | イタリア | 776.0pt | 390.1pt 8位 | 385.9pt 8位 |
ドイツが2位に25.4ptの差をつけ順当に勝利。蔵王での団体初戦に続いて2連勝となった。
蔵王で起用したシュトラウプをルプレヒトに替えたが、誰が出ても結果に違いはなかったであろう。それぐらいドイツは層が厚い。
2位のスロベニアは前日の個人戦で好調だったボガタイとクリジュナルがチームを引っ張り、ロゲリも久々に会心のパフォーマンスを見せた。
とくにクリジュナルは全選手中で唯一90mオーバーを2本揃えて見せた。
全身で喜びを表すしぐさは観客の心を鷲掴み。日本の選手もこれぐらい派手にやってほしい。
その日本。
オーストリアとの表彰台争いを繰り広げたが、勢藤のお手付きなどもあり4位どまり。昨季から始まった女子団体で初めて表彰台を逃すこととなった。
もっとも3位となったオーストリアはイラシュコを欠いている。代ってメンバー入りしたエダーはこのチームの一員となる実力に達していない。
その意味からは日本はオーストリアには勝っておきたかった。
収穫は高梨が前日の個人戦以上にますます良くなっていること。そして、丸山が団体戦でもそこそこ力を示せたこと。
逆に伊藤有希は良いところなく終わってしまった。
世界選手権で初めて実施される女子団体戦は2月26日に行われる。かつての日本にとっては金メダルを有力視できる待望の種目だったが、残念ながら今はその力は無い。
それでもなんとかメダル争いに食い込んでほしい。