クラフトが逆転で今季5勝目 デシュバンデンは地元を沸かす
Official Results
1 | シュテファン・クラフト(AUT) | 327.9pt |
2 | ヤン・ヘール(AUT) | 323.9pt |
3 | ピウス・パシュケ(GER) | 320.1pt |
10 | 小林 陵侑(TEAM ROY) | 301.9pt |
18 | 二階堂 蓮(日本ビールスキー部) | 287.1pt |
28 | 小林 潤志郎(雪印メグミルクスキー部) | 272.6pt |
41 | 竹内 択(team taku) | 127.6pt |
内藤 智文(山形県スポーツ協会) | 予選53位 |
クラフトが1本目5位からの逆転で今季5勝目。
前日も4位からしぶとく表彰台に上ったが、どんな条件に当たっても大崩れすることがなく盤石の強さだ。
聞けば背中を痛めているとのことだが、そんなことはみじんも感じさせない。
今季3度目の表彰台となるヘールを2位に従えた。
第2戦ルカと同じ並びでオーストリアとしては今季2度目のワンツー。
好調ドイツでさえ今季はまだワンツーはないのに。
前戦で初優勝を遂げたパシュケは今季3度目の表彰台。
クラフトと共に、ここまでの8試合で全試合シングル順位を継続中。
第6戦クリンゲンタールで初表彰台を射止めたデシュバンデンは、その強さが本物であることを自国の観客の前で示して見せた。
エンゲルベルクでのこれまでの最高位は18位。それがこの2日間で8位と6位。観客の大声援を受けた。
日本勢では、二階堂蓮と小林潤志郎が調子を上げてきている。
二階堂蓮はここ3試合で19位、17位、18位。コンスタントに20位圏内に入ってきているが、決して簡単なことではない。
小林潤志郎は1本目で13位。こうしたパフォーマンスを2本揃えられたらトップ10も見えてくる。
生き残りの懸かる内藤智文は、あと一歩及ばず2試合連続の予選不通過。
開幕からの8試合でポイント獲得には至らず、逆にこつこつとポイントを重ねてきた小林潤志郎が1pt差でWRLを逆転することとなった。
これにより、12/18時点のWRLの日本チームの順位は次の通りとなった。
- 小林 陵侑
- 二階 堂蓮
- 中村 直幹
- 小林 潤志郎
- 内藤 智文
- 竹内 択
これについては前戦の記事に詳しく書いたのでそちらをご覧いただきたい。
さて、日本チームの本遠征はこれにて終了。
チームはいったん帰国するようだ。
そしてまた、ジャンプ週間から新たな遠征がスタートする。
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